ウィルゲートがご支援したAI Tech社のM&A事例が紹介されました!社長のM&Aチャンネルにて紹介されました!(2話目)

AI Tech様 2話目

当社がM&Aのご支援をした株式会社tactと株式会社インタースペース及び株式会社AI techと株式会社クラウドワークスのM&A成約事例について、YouTube「社長のM&Aチャンネル」にて、株式会社AI Techの代表 秦様へのインタビューという形で紹介されました。

動画では、以下の内容について話されています。

・在学中の起業のきっかけや状況について
・秦様の経営方法について
・2社目 (AI Tech社)について
・秦様の凄さについて

連続起業家としての秦様の凄さや1回目の売却よりも高値での売却となった2社目の事業や経営方法などについて語られています。ぜひご覧ください。

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第二話の動画内容について一部抜粋してテキストでご紹介します。

【出演者】
AI Tech社 秦 涼一郎氏、ファミリーコンサルティング社 長谷川 桂介氏、株式会社ウィルゲート 吉岡 諒(以下、敬称略)

在学中の起業について

長谷川 第1回も面白い内容でしたからまだ見てない方はぜひそちらもご覧ください。

1話目:https://youtu.be/efQEKx1mffM

今回はM&Aの流れのところ、もう1度お聞きしていきたいと思うんですけれども、プロフィールのところを拝見してて気になったのが早稲田大学在学中に起業されてるっていうことなんです。結構売却してる方とか創業されてる方、早稲田の方って多いイメージあるんですけど、大学の中で起業のサポートしてくれるようなものとかってあったりするんですか。

 あるのかもしれないんですが、正直私はそういったものを利用していなくて、分からないです。

長谷川 在学中に起業するというのはどういう流れで起業に至ったんですか。

 アルバイトはしていたんですけれども、アルバイトの時給っていうパターンではなくて、仕事をこなしてそれに対する対価をいただくていう形でのお金の稼ぎ方に元々興味がありまして、そういったことを色々インターネットだったり、人に会って教えていただいたりとか、それで実践するっていことが結構好きで、在学中からやっておりました。

その時にちょうど就職活動するかしないかっていうような瀬戸際、実際アルバイト代も含めてなんですけれども、ある程度稼ぐことができていたので、就職しなくてもこのまま稼ぎを増やしていくことっていうのができるんじゃないかなっていう自信があったので、しないっていう決断をして起業をしていたっていうような形になります。

長谷川 なるほど。ということは、どこかに就職されたわけではなくて、もうずっと創業してきて、ご自身でやられてきているってことなんですね。

 はい、そうです。

経営方法について

長谷川 ちなみに1社の賢瓦さんを2019年にリリースして2023年に1.5億で売却されたっていうお話だったんですけども、売却の時って会社はどのくらいの規模になってたんでしょうか。

 賢瓦に関してもオーダーメイド AIに関しても、役員のみで構成されまして、あとは業務委託の方に手伝っていただいたりとか、それこそクラウドワークスを使ってビジネスを作っておりました。

長谷川 多いですよね、出演していただいてる方でもほとんど1人で、パートの方か社員もう1人ぐらいいて、あと業務委託で構築していくみたいなパターンが。特に、アプリとかそういったものでは多いのかなと思うんですけれども、人を採用していかずに業務委託でやっていく方が、やっぱり効率がいいっていうか、やりやすいってことなんでしょうかね。

 私の場合は結構そうで、特に創業したての2014年がクラウドワークスが上場した年で、その時から僕ずっと愛用させていただいていたので、採用をして社員さんとなっていただいてっていうパターンよりも、スポットで必要な仕事を振っていく。それで組織作りをしていくっていう方が性にあってました。

2社目について

長谷川 そういうことなんですね。2社目のAI techさんのオーダーメイド AIっていう、これはどんなサービスなんですか?

 オーダーメイド AIはChatGPTであったりなどが、可能なことしかできないんですけれども、一方でChatGPTは副業だったりビジネスだったりとかに効率よく使うためには、適切なプロンプトを書いたりする必要があるんです。ただ、そういったことが結構難しい部分になってまして、そういった難しいことをやらずとも弊社の方で思ったものが出るように調整をかけてまして、ユーザーの方は本当に簡単な入力のみで、ある程度のクオリティのものを生成することができるっていうようなサービスになってます。

長谷川 ということは、ChatGPTを使いたい人たちに向けたサポートサービスみたいな感じなんですか。

 そうですね、むしろ「ChatGPTとは何?」みたいな方に向けたChatGPTとかAIとかよく分からないけどこういったものは作ってみたいし、入力の方法とかも長々とした適切な指示文のノウハウや知識はないけれども、こういったものは出したいっていうものは自分たちの中にある、そういった方々向けのサービスです。

長谷川 裏ではChatGPTが動いてるんですか。

 そうですね、ChatGPT含め複数のAIが裏側で動いてます。

長谷川 なるほどChatGPTって去年ですよね。その後、開発し始めたってことなんですか。

 そうです。生成できるテキストも素晴らしいクオリティだっていうことで話題になったんですけれども、弊社の役員の城田が非常にAIに詳しくて、当時、一緒に会社はやってなくてお互い別の起業家だったんですけれども、ちょうど僕が賢瓦が売却して暇そうにしてるのを見つけて、面白いもの見つけたっていうのを教えていただいて。

当時、城田は個人的にChatGPTを使って自社のコンテンツだったりとかを、人に書いていただく必要がもうなくなったので全員その仕事をなくして、全部AIに1ヶ月分のコンテンツを一瞬でできるようなシステムを作ってまして。それを見た瞬間に、「もうこれSaaSにしましょう」て言って声をかけて、スタートしたようなビジネスです。

長谷川 すごい、その城田さんは元々は売却経験はないんですか。

 そうです、元々はなかったんですけれども、仲良し起業家組合みたいなのがありまして、その友達関係の中で切磋琢磨していくライバルでした。

長谷川 なるほど。そこで見つけて、じゃあ一緒に会社やろうってことで、そこから始めたんですか。

 そうです。実は、最初はSaaSにするのを断られちゃったんです。「いや、これは自分たちのビジネスだけで使いたいから」と。僕には当然教えてくれるんですけどオープンリーチはしないで欲しいっていうことでした。ただ少し時間が経つにつれて、1週間とか2週間のそんな短いスパンでどんどん確度の高い情報がSNSに投稿されるようになってしまって、内緒にしててもどうせすぐに広まってしまうなっていうのが分かったので、やっぱりやろうっていう形でスタートしました。

長谷川 秦さんは、プログラミングとかそういうの作るスキルはあるのですか。

 私はエンジニアではなくて、賢瓦の売却を一緒に共にしたCTOの水島にも声をかけて城田さんをジョインするような形で3人役員でスタートしました。

長谷川 そうなんですか。じゃあ3人でやるって決めた時はまだ会社はなかったと。一緒に会社を作ったわけですか。

 実は既に賢瓦の売却を共にしたCTOの水島とは別の会社を一緒に作ってまして、それがAI techになります。ちょうど何やるかあまり決まってないまま走ってたので、じゃこの会社そのまま使っちゃおうかという形で役員に入っていただいて、株もそのタイミングで譲渡して3人でスタートしたっていう形です。

長谷川 差し支えなければ、3人のその株式の構成ってどんなんだったか教えてもらってもいいですか。

 1/3ずつですね、全員。

長谷川 前の会社は、水島さんとお2人でやられてたんですか。

 そうです。前の会社が、私の会社で賢瓦を運営していたんですけど、別会社で技術顧問という形で入っていただいて、その際はレベニューシェアの形で組んでました。

長谷川 ということは、1社目の賢瓦さんの時は秦さんが100%株主でまず売却して、2社目は1/3ずつ持った形で伸ばしてって売却しようみたいな話が最初からされてたってことなんですか。

 そうですね。1社目に関しても、吸収分割っていうスキームで結局売却したので会社は売却してなくてですね、ちゃんと50%ずつのレベニューシェアでやっていたのでしっかり半額、水島の方に振り込みまして。

長谷川 そういうやり方なんですね。なるほど、なるほど。じゃあ、2社目は1/3ずつで、伸ばしてって売却したと。

秦さんの凄さ

2話目-問い合わせ

長谷川 いやあ、吉岡さんすごいですね、ビジネス見つけてきて形作って、持ってくスピード感が。

吉岡 共同創業者がいる会社で、エンジンが2個ついてるみたいな形なので、スタートアップの立ち上げタイミングって、社員が50人、100人と増えてくると結構リソース分散されるんですけれども、立ち上げて3年以内の時って、役員が自ら新たな道を切り開いてったり、ビジネスモデル作ったりとか、役員が営業したりマーケしたりアライアンスしたりっていうところなので、創業タイミングの役員の人数とか、かつコミットメントが高い株主の人が多いっていうところで、めちゃくちゃスタートアップにおいては重要な要素かなという風に思ってます。

秦さんが素敵なのはちゃんと自分の強みを踏まえた上で、どういった人にジョインしてもらえれば、会社が伸びるのかっていうところを意思決定して、仲間に誘い入れて株も渡して一緒にやってこうみたいなところの、意思決定力が早いかなっていう風に思ってます。

これは私の勝手な考えなんですけれども、秦さんは連続企業家としての考えがあるので、1つの会社を10年、20年やってくというよりは、プロジェクトごとに仲間を集めて、この箱はこういう目的でこういう仲間でこういった株式で行くぞみたいな、感覚でやってると思います。普通はなかなか株は会社の命だから誰にも渡さないみたいな形で抱え込みがちなんですけれも、やっぱりAIとか、テクノロジー領域は進化が激しいので、1人でちんたらやってたら勝てねえぜ、みたいな時に強烈な仲間を迎え入れて短期決戦でグイって伸ばすようなところの勘どころ勝負どころがすごいなと思ったんですけれども、秦さんなんかそういったことを意識されてやってらっしゃるんですか?

 そうですね。勝負所というところでいうと、今回クラウドワークスにグループインするのも、本当にその一環の考え方で、進化が激しいAI領域において僕たち少数精鋭で少数精鋭だからこそ爆発的にアドバンテージ取れたとも思ってるんです。でもこれが2年目、3年目っていうタイミングになった時に、もし僕らがこのまま進んでいったパターンだと、大手だったりとか、それこそ上場企業だったりが、同じようなサービスを被せてきてもおかしくないような状態だったんです。なので、いち早く大きいアセットを持つ、それもそれだけじゃなくてシナジーが非常にあるような会社にグループインして、守りを固めるっていう意味でも、早めの売却っていうのは最初から役員陣で相談しておりました。

吉岡 いやあ、やっぱこの勝負の勘どころというか、世の中今こういうマーケットの状況になってるんで、これで生き残るためには大手と組むんだ、みたいなところを高速意識決定してるのと、ちゃんと有言実行、少数精鋭で1年でグっと伸ばしてるってところが、秦さんの連続起業家たる所以と言いますか凄まじいところだなと思いました。

 ありがとうございます。

長谷川 すごいですよね本当に。まずその株をこう分けるっていうところでも半分するのもそうですし、1/3ずつとかってあまりうまくいかないみたいな話とかよく聞くので、結構それでやりたがらない人って多いと思います。

私もそうなんですけど、逆に1人で独占しちゃうと結構遅くなっちゃうっていうところがあると思うんですけど、それがやっぱり3人の力がこっちに向けて結集してったっていうのが、なんとなく本当イメージとして、すごい伝わってきたので、そういうやり方もあるのかなって、ちょっとすごいびっくりな方法ですね。新しいと言いますか。

 再現性はないと思います。たまたまCTO水島含め最初から賢瓦を一緒にやってきたっていうのもありますし、城田に関しても元々本当ライバルであり友達であり2人ともいい人間性持ってるいいメンバーと一緒にやれたことが、本当にここまでスムーズに来れた理由だと思ってますし。ですので本当、再現性っていう意味ではないとは思います。

吉岡 僕、好きな企業家の理論があって「エフェクチュエーション」ていう起業家の傾向がある中で「クレイジーキルトの法則」っていうのがありまして、クレイジーキルトって全然絵柄が違う布をパッチワークみたいに縫い合わせて1つの絵柄を作るっていうことなんですよ。

なので、その謎な絵柄ができてるので、周囲から見ると全く再現性がなく見えるんですね。例えば、どういったことかっていうと、よく行く街のコーヒーショップの店員とすごい仲良くなって、その店員の紹介で大型受注を決めるみたいな。こういうのって一見偶然に見えるんですけれども、ちょっとした出会いをチャンスに変えていくことの連続によって、起業家が周囲のステークホルダーを巻き込んで物事をうまくいかせる力が、クレイジーキルト理論って言うんですよ。 

秦さんは謙遜して再現性はないっておっしゃられてるんですけれども、多分全く違う人生があっても何らかしらのいい仲間を集めて、形にするっていうところが秦さんの起業家としての力という感じなので、全然偶然でなく、結構、必然なんじゃないかなと思ってます。

 ありがとうございます。

長谷川 ありがとうございます。いやちょっとなんかすごいやり方だなと思ったんですけど、もう少しまた深いところ深掘りして、お聞きしていきたいんですが、ちょっとまた時間来てしまいましたので、第2回はちょっと一旦ここで終了させていただければと思います。ちなみに今回2つとも吉岡さんに相談してM&Aが決まられたっていうことですよね。

 元々は吉岡さんに直接相談したわけではなくて、私の場合は本当にウィルゲートのホームページに問い合わせして、担当の三橋さんに2回とも伴走していただいて。

吉岡 三橋がうちのアドバイザリー部門の責任者をやっております。なので私と秦さんは古くからの友人っていうよりは、ありがたいことに、ウィルゲートM&Aはタクシー広告やウェブ広告に注力してるので、広告経由でご縁いただいたっていうような形になります。

長谷川 ちょっと相談してみたいって方は、吉岡さん、フォームの方から相談すればご相談に乗っていただけるってことでよろしいですか。

吉岡 もちろんです。当然私も知人からの相談も多いんですけれども、こういったYouTube見て初めて連絡しましたとか、X、Facebook見て初めて連絡しましたっていうご相談も気軽に受け付けておりますので、ぜひご相談いただけたらというの思っております。


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