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上位化を狙うための外部施策、何する?施策内容を徹底解説
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記事作成の際、SEOで狙いたいキーワードは洗い出せたものの、数あるキーワードをどのようにして対策すればよいのか、サイトの内部を最適化した後にさらにサイトのSEO効果を高めるために何をすればよいのか、などといった悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?

今回は、上位化を狙うための施策の一つである外部施策について解説します。

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外部施策とはどんなもの?

外部施策とは、対策したいWEBサイトに対して、他のサイトから受けるリンク数を増やすことでSEO評価を向上させるSEO施策の一種です。外部SEO、外部リンク対策、バックリンク対策、被リンク対策と呼ばれることもあります。

内部施策のみでは不十分な理由である理由とは?

上位表示を目指すには「コンテンツ」「被リンク」「コーディング」の総合評価で競合を上回る必要があります。内部施策と呼ばれる範囲の「コンテンツ」「コーディング」の他に、「被リンク」も上位表示に影響します。

シンプルに分けると3要素にはなるものの、検索エンジンが順位を決めるうえで参考にしている評価項目は200以上あるとも言われています。そのため、内部対策がどんなに優れていても、外部対策込みの総合評価で競合に劣っていると上位化が実現しにくくなるのです。

内部施策が難しかったり、内部施策では差別化がしづらかったりする場合、特に外部施策の強化が重要になります。

内部施策はサイト単独で対策がしやすい分、競合性が高いキーワードになればなるほど、競合も高いレベルで内部施策を施しているケースが多くなります。
競合との差をつけるために、外部施策の強化に取り組むサイトは多く存在します。

また、サイトによってはレギュレーションが厳しかったり、制作リソースがなかったりと、内部施策が実施しづらいケースもあります。その場合に、外部施策で「被リンク」の評価を高めて上位表示を狙っていくことは有効な手段です。

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外部施策がサイトのSEOにもたらす2つの重要なメリット

実際に外部施策を行うメリットは2つあります。
①Googleの検索順位に大きく影響するページランク(※1)の向上
②クローラー(※2)に見つけてもらいやすくなり、インデックス(※3)が促進される

①に関しては、「良質なリンク」(詳細は後述)が集まれば集まるほど、Googleに「このサイトは信頼性が高く役に立つと評価されているコンテンツだ」と認識されるため、ページランクが向上します。

例えば面白い記事を見つけると他の人にも教えたくなったり、参考にしたりしたくなりますよね。
ブログやサイトなどでコンテンツを執筆する際、参照したリンクを掲載する人が多いことから、Googleからも信頼の証として認識されるのです。

②に関しては、外部リンクが多いサイトの方が頻繁にクローラーに訪問してもらえるため、インデックスが促進されページランクが上がりやすくなります。
①でもお伝えしたように、良質なリンクでないとクローラーに訪問してもらっても評価につながらないので注意。

※1 ページランク:「どのくらい他のページから引用(リンク)されているか」でウェブページを定量評価するために考案した指標
※2 クローラー:世界中のサイトを自動巡回し、サイト情報を収集するGoogleの取得プログラム
※3 インデックス:サイト情報をデータベースに登録すること(正しくインデックスされていないと検索表示結果に表示されない)

外部施策の注意点・リスク

とはいえ、単純に「被リンクの数が多い」ということだけで、検索エンジンから高い評価を受けて上位表示されるわけではありません。外部施策を行う際には以下の点に注意が必要です。

「良質なコンテンツ」と「良質な被リンク」でないと意味がない

検索エンジンのアルゴリズムは、「そのキーワードを検索するユーザーにとって最も価値の高いページ」を上位表示させようとしているため、まずはサイト内に良質なコンテンツがあることが前提条件となります。いくら被リンクがたくさんついてクローラーに発見されても、コンテンツの質が低ければむしろ、マイナスの影響を受ける可能性のほうが高いのです。

一般的には被リンク元のページ内コンテンツと対象キーワードとの関連性が高く、アンカーテキストにキーワードを含むリンクであればあるほど評価が高くなります。

他にも下記がリンク評価を高める要因となります。
・被リンク元のページランクが高い
・被リンク元のサイトの発リンクが少ない
・リンクパワーを受け渡しやすいページから発リンクされている

「有効な被リンク」と「無効な被リンク」がある

被リンクには、有効な被リンクと無効な被リンクがあります。無効な被リンクはクローラーの巡回をブロックしてしまい、検知されないため注意が必要です。

外部から送られるリンクに、以下のいずれかのhtml要素のrel属性が付与されていると、被リンクの効果は無効になる可能性があります。

rel=”nofollow”

rel=”sponsored”

rel=”ugc”

ペナルティの対象となる被リンクがある

 

2012年にGoogleのアップデートが行われて以降、「低品質な被リンク」を持っていたサイトはペナルティを受けて、順位を下げられるようになりました。下記で紹介するような特定のパターンを有していると、Googleから何かしらのマイナス評価や順位下落ペナルティなどを受ける対象となり得ます。

PageRankを転送する有料リンク(広告など、有料で売買されているリンク)

リンクやリンクを含む投稿に関して金銭や商品のやり取りが発生する被リンクは全てペナルティの対象となってしまいます。”nofollow”が入っていればペナルティの対象にはなりません。

不自然なリンク(明らかにリンク獲得目的のサイトからのリンクなど)

不自然なリンクとは、リンクを貼ること自体が目的になっている、ユーザーにとって不自然で無価値なリンクのことです。

以下に不自然リンクに該当するリンクがどのようなものかをご紹介していきます。こちらは有料リンクと違って、“PageRankを転送しないものであっても”ペナルティの対象となります。

ディレクトリサービスからのリンク

ディレクトリサービスからのリンクは不自然リンクに該当する可能性があります。現在登録していて不自然リンクのペナルティを受けている場合は、nofollowがついていることが確認できなければ外すのが賢明でしょう。

文中の不自然なアンカーテキスト

サイトやblogの記事の文中などに設置された明らかにSEOを目的としたアンカーテキストのリンクも不自然リンクと見なされます。

ワードサラダからのリンク

ワードサラダ(文章としての意味が破綻している自動で生成されたコンテンツ)からのリンクは不自然リンクとみなされます。

相互リンク集

明らかにSEO目的で作られた、ジャンルに関係なくリンクだけが貼られているリンク集、無条件でリンクを受け付けているサイトからのリンクも不自然リンクとみなされます。

その他のリンク(サイトから隠すような形で埋め込まれたリンクなど)

隠しリンクと呼ばれる、見つけにくい形で貼られたリンクのことです。昔からよく使用される手法ですが、今でもまだ散見されます。

-背景と同色にしたアンカーテキストのリンク
-CSS を使用して画面の外に配置されたリンク
-JavaScriptを使用しアンカーテキストを見えないようにしたリンク
-フォントのサイズを最大限小さくして見つけにくくしたリンク
などが隠しリンクの代表例といえます。

ナチュラルリンクを獲得する方法

では具体的に、ペナルティの対象とならないリンクはどんなリンクでしょうか?
その答えが「ナチュラルリンク」です!

ナチュラルリンクとは、コンテンツが自然に拡散され、違和感のない形で他サイトに取り上げられることでつくリンクのことです。こちらは通常ユーザーの評価で醸成されていくものなので、Googleからも正しく評価されます。

ナチュラルリンクを取得する方法としては、下記のような方法があります。

友人、知人に紹介してもらう

地道な作業にはなりますが、友人・知人に紹介してもらうのは1つの手です。多くの人にとって役立つコンテンツであれば、自然と口コミによりさらなる友人・知人への紹介が期待できます。ナチュラルな被リンクに繋がる可能性があるのです。

SNSのシェアによって、そのコンテンツがさらに拡散され、多くの人に届く効果も期待できます。

関連するサービス同士で相互に紹介コンテンツを作成する

関連するサービス・サイト同士が、双方の利益(認知拡大など金銭のやり取りを除く)を目的として、互いにコンテンツを紹介し合う取り組みも有効です。

例えば「暮らし二スタ」では、自治体様と企業様・全国の自治体様のPR・ご紹介記事を作成した後、先方のサイトにも暮らし二スタのリンクを掲載していただく取組みをしています。これにより、お取組み先・暮らし二スタ共にwin-winになる形で、コンテンツとの親和性が高いナチュラルリンクの獲得を実現させています。

こちらも双方の関係者に拡散されるため、今までリーチできていなかったターゲット層の認知を得られる可能性があるといえるでしょう。

外部メディアへの寄稿

自社と同じジャンルを取り扱っている関連性の高いサイトや、他サイトから被リンクを多く獲得しているような強いサイトから記事を紹介されることで、サイト同士の関連性を担保しつつ、評価の向上が期待できます。SEO対策において重要である、サイト内部・外部双方の品質を担保し、サイトのドメインを強めるためには、認知度が高く、多くの被リンクを保有する有名なメディアサイトへの寄稿が有効な手段です。

まとめ

この紹介では、サイトを上位表示させるために取るべき外部対策について詳しくご紹介いたしました。

サイト評価を向上させるためには、内部施策だけではなく、外部施策含め競合を上回っていくことが重要です。
その際は、「良質」かつ「有効」なリンクであるか、自社コンテンツとの関連性があるかを見極めたうえでリンクを獲得し、信頼性の高いコンテンツだとGoogleに認知してもらうことがサイト評価向上・上位化実現への一歩になります。

地道な施策ではあるものの、特にナチュラルリンクの獲得は確実にサイト全体の底上げに貢献する施策となるので、是非外部リンク対策の参考にしてみてください!

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監修:コンサルティング事業部 真部 祐丈
執筆:水附 千咲

※記事内容・監修者の所属は2020年5月時点のものです。

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プロモニスタ編集部
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