鎌倉エリアを中心に累計2,000組以上のウェディングフォト等の撮影実績を持ち、世界レベルのフォトコンテストに入賞した実績を持つカメラマンも在籍する、株式会社アバント。
『縁-enishi-鎌倉ウェディング』 など複数のウェディングフォトブランドを運営し、鎌倉エリアを中心に前撮り、桜や紅葉のロケーション撮影、結婚式の持込みスナップ撮影などのサービスを展開しています。
そんな株式会社アバントが大手サイトに対抗し得るような『縁-enishi-鎌倉ウェディング』のSEO流入の回復を目指してSEO分析ツールの TACT SEO を導入。
その背景について、サイトの運営に携わる同社の寺尾様に伺いました。
左:株式会社ウィルゲート TACT SEO マネージャー 古谷
中央:株式会社アバント 寺尾 氏 ※以下「寺尾」
右:株式会社ウィルゲート コンサルタント 田中
競合サイトの進出による、Webサイトへの検索流入の減少
【導入・活用成果】
・施策前後でセッション数2倍・問い合わせ数2.5倍
・キーワードの上位化
「東京前撮り」6位から4位
「鎌倉前撮り」2位から1位
「横浜前撮り」11位から7位
「自分でSEOの疑問を調べるは大変」
という方はウィルゲートにご相談ください。
「自社サイトにはどんなSEO改善をすれば良いのか?」「アルゴリズム変動で影響を受けたサイトを強化するにはどうしたら良いのか?」など、まだ具体的にサービス導入を検討していない方もお気軽にご相談ください。
目次
「大手競合サイトに対抗できるSEO」を目指し導入
―導入前に、課題に感じていたことを教えてください。
寺尾:Webサイト(『縁-enishi-鎌倉ウェディング』)への流入が一気に落ち込んでしまい、なかなか流入が戻らない状態が続いていました。2018年頃のことです。
当時「なぜだろう」と思い調べたら、どうやら大手競合サイトがSEOを強化していて、私たちのサイトへの検索流入が相対的に落ち込んでいるみたいだったんですね。このような経緯があり、大手競合サイトに対抗するためにSEO対策を強化しなければならないと思っていました。
本格活用のきっかけはコロナによる“大打撃”
寺尾:そこで、大手競合サイトに対抗するためにSEO対策を強化する目的でTACT SEOを導入したのですが、他の業務が忙しくなかなか使いこなせていない状態が続いていました。
―そうだったんですね。現在のように活用するようになったきっかけは?
寺尾:コロナによる“大打撃”が大きかったですね。新型コロナウイルス感染者数が増加してから、予約数が激減するなど打撃を受けました。サイト流入も落ち込んでしまって。
(『縁-enishi-鎌倉ウェディング』のWebサイト )
このように困っていたタイミングで、当時やり取りさせていただいていたウィルゲートの田中さんから「今できることからやりませんか?」とご提案いただいたのがTACT SEOの活用です。
「そこまでコストをかけずにSEOを強化できるのなら、自社サイトでの集客を強化したい」。そう思い「月額5万円から」と、お手頃価格で使えるTACT SEOを活用し始めるようになりました。
※2022年3月15日より価格を改訂いたしました。
詳しい料金表はサービスサイトにてご確認くださいませ。
「TACT SEO」料金表はこちら
(TACT SEOの料金プラン ※2022年3月時点)
TACT SEOの「上位表示分析」で“やるべきこと”を可視化
寺尾:その後、カスタマーサクセス(TACT SEO)担当の古谷さんをご紹介いただき、ツールの使い方についてレクチャーをしていただくことになりました。
レクチャー時には、ツールの使い方だけでなく、分析・調査結果をもとに分かる「このページにはこのキーワードを入れましょう」といった具体的にやるべきことまでご共有いただきました。
─(TACT SEO担当の古谷に)TACT SEOでは具体的にどのような分析を行ったのでしょうか?
古谷:コロナウイルスによる大打撃から少しでも早く回復したいとのことだったので、成果が出るポイントだけに絞った分析を行いました。「上位表示分析」機能を活用して、『縁-enishi-鎌倉ウェディング』のWebサイトと競合上位サイトとの比較を実施しました。
その結果、各エリアページに共通のコンテンツを数百文字程度追加する必要があることが分かったので、寺尾さんに必要な情報を加えていただきました。
(TACT SEOは、SEOの専門的な知識がなくとも、指示に従っていくだけで最低限の対策が可能)
驚いたのは、レクチャーした当日にすぐにアドバイスした内容を対応してくださったことです。
「テキストを考えて追加していくのは大変で、どうしても時間がかかってしまう……」といった声をいただくこともあるほどなので、「当日すぐに」スピーディーな対応をしてくださったのは印象的でした。やはり、すぐ対応してくださったことが功を奏したと思います。
─なぜ、そのようなスピーディーな対応が可能だったのでしょうか?
寺尾:「初めから数千文字を追加するのではなく、まずは100文字程度から」と、1歩1歩の小さなアクションから明確に伝えてくださったことが大きかったですね。「完璧を目指すのではなく、まずは及第点を目指してスピーディーな対応をした方がいい」というアドバイスをいただいたおかげで、心理的ハードルが下がりました。おかげで迷うことなく、優先度が高いキーワードに絞った情報の追加に取り組むことができました。
わずか1ヶ月でセッション数2倍・問い合わせ数2.5倍増に
─TACT SEOを活用した取り組みによって、どのような変化がありましたか?
寺尾:TACT SEOの分析結果をもとにしたページ改修後、たった2週間でセッション数が2倍に増えました。「一体何が起きているんだ」と驚いたくらいです。
その後、改修後から1ヶ月の時点では問い合わせ数も倍増し、セッション数・問い合わせ数は昨対比で見てもプラスの成果につながりました。
それだけでなく、2ページ以下だった「東京前撮り」「鎌倉前撮り」「横浜前撮り」などのキーワードの1ページ目への上位化も達成することができました。1ページ目に入るだけで、比較検討されやすくなり、成約にもつながりやすくなるんだなと実感しています。
SEOでの流入が増えたことによって、最近ではこれまでかかっていた広告宣伝費を少しずつ抑えられるようになってきたのもうれしい変化ですね。もちろん広告宣伝費がゼロになったわけではないのですが、できるだけコストを抑えたいと常々思っていたので。
─導入時、導入後に困ったことはありましたか?
寺尾:とにかくサービスサポートを丁寧にしていただいたので、特に困ったことはありませんでしたね。私のようなWebの素人でも施策を迷いなく実行でき、これだけの成果にもつなげられたのは、古谷さんのきめ細かなフォローがあったおかげです。
「引き続きTACT SEOを活用して、大手サイトと互角に渡り合えるようなSEO対策に取り組んでいきたい」
―SEOについて一定成果が出た今、今後どのように進めていきたいと考えていますか?
寺尾:SEOについてはすでに一定成果が出ているから「今はもうピンチを切り抜けた」と安心できるのか、というとそうではありません。フォトウェディングの需要は時期や季節によって大きく変動がありますし、アフターコロナで問い合わせ数が一気に落ち込む可能性も無きにしもあらずですから。
弊社ではInstagram等も運用しておりそこからの集客が一定あるものの、やはり依然としてSEOは主力チャネルの一つとして重要視しています。今後はたとえ市場が冷え切った状況でも安定して、集客サイト等に依存せずとも集客できるようなサイトづくりを実現していきたいと考えています。
まさに「ピンチはチャンス」だなと、今になって思います。
「過去に業績が少し落ち込んでいたときに何かできることはないかと考え取り組んでいたことが、今になって活きている」
「コロナによる大打撃を機にTACT SEOを活用しSEOに取り組んだことで、これまで以上の成果につながった」
これらの成功は、ピンチのときの取り組みがなければ実現されていないことです。
ツールの使い方もよく分かったので、引き続きTACT SEOを活用して、大手と互角に渡り合えるように、SEO対策を強化していきたいですね。
─最後に、「TACT SEO」の導入を考えている企業に一言お願い致します。
寺尾:「ただツールやソフトがあっても全然使いこなせない」── 一般的に、そんなケースもあるかと思います。しかし、SEO分析ツールのTACT SEOは、Webの“プロ”じゃない素人の私でも、すぐに使いこなせるようになりました。サポートも充実しているので、使いこなせるかどうか不安な方も、安心して使ってほしいなと思います。
まとめ
今回は株式会社アバント様にご協力いただき、TACT SEOを活用したサイト運営の事例をご紹介させていただきました。
SEO分析ツールの「TACT SEO」( https://tact-seo.com/ )にご興味をお持ちの方は、ぜひウィルゲートまでお問い合わせください。
(取材・文/森園 凌成)
【担当者紹介】
株式会社ウィルゲート コンテンツマーケティング事業部 「TACT SEO」ユニットマネージャー 古谷 勝(@m_furuyan)
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