title(タイトル)タグとは、Webページのタイトルを表示するためのタグです。
検索エンジンのクローラーに、どのようなページ内容が記載されているかを簡潔に伝える役割を担っています。
SEO対策において非常に重要度の高いタグで、上位表示するには対策キーワードを含めたり、簡潔にまとめるなどして、適切なタイトルを付ける必要があります。
本記事では、title(タイトル)タグの概要やSEOにおいて重要な理由、効果的に設定するためのポイント・コツを解説します。
「title(タイトル)タグはどう設定すればいいの?」
「title(タイトル)タグのSEO効果を教えてほしい」
このような要望・疑問がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
\「SEO」で1位の弊社が研究し尽くしたSEO×AI活用ノウハウを無料配布!/
目次
「自分でSEOの疑問を調べるは大変」
という方はウィルゲートにご相談ください。
「自社サイトにはどんなSEO改善をすれば良いのか?」「アルゴリズム変動で影響を受けたサイトを強化するにはどうしたら良いのか?」など、まだ具体的にサービス導入を検討していない方もお気軽にご相談ください。
title(タイトル)タグとは?
title(タイトル)タグとは、検索エンジンに対して、どのような内容のページなのかを伝える役割を担っているHTMLタグのことです。
ユーザーが検索をしたときに、Webページのタイトルとして検索結果に大きく表示されるため、ユーザーはタイトルを見て求めている情報が書かれたコンテンツであるかどうかを判断しています。
title(タイトル)タグはSEO対策においても重要なタグなので、詳しく知らない方は本記事でしっかり確認しておきましょう。
title(タイトル)タグとh1タグの違い
title(タイトル)タグと混在される要素として、h1タグがあります。
h1タグとは、Webページ内の最上位の見出しを表すhタグで、title(タイトル)タグに次いで重要な要素です。title(タイトル)タグの代わりに検索結果のタイトルに使用される場合もあるので、title(タイトル)タグとh1タグは同じ要素だと勘違いされることがあります。
このように、一見似ている意味に思えますが、両者の違いは次のような点にあります。
- タイトルタグ:検索結果に表示される
- h1タグ:Webページ内に表示される
上記の通り、title(タイトル)タグは検索結果に表示されるため、Webページ外からも見られます。一方で、h1タグはWebページ内に表示されるので、そもそもWebページを開かないと見られません。
つまり、title(タイトル)タグとh1タグは、見え方に違いがあるのです。
とはいえ、上記のような違いがあったとしても、ユーザーと検索エンジンにWebページの内容を伝えるという役割は一緒です。そのため、記述内容は同じにしても問題ないと言えるでしょう。
h1タグについて、より詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。
SEOにおいてtitle(タイトル)タグが重要な理由
title(タイトル)タグは、ユーザーの検索結果画面に表示されるかつ、Googleの評価基準の中で最も重要視されているタグの1つです。
title(タイトル)タグに含まれるキーワードや検索ニーズとの関連度合いによって、クリック率や検索順位にも大きな影響が出てくるため、SEO対策をするなら必ず設定しなければいけません。
事実、Google公式ではtitle(タイトル)タグの重要性について、次のように言及されています。
「タイトルリンクは、検索結果のコンテンツをユーザーが一目でわかるように表示し、クエリとの関連性が高い理由をはっきりと伝えるうえで不可欠です。どのサイトをクリックするかはタイトルで決定することが多いため、Webページには質の高いタイトルテキストを使うことが重要です。」
引用:Google 検索セントラル「検索結果のタイトルリンクを管理する」
要するに、ユーザーにとってわかりやすいタイトルを付けることが重要です。その結果SEOに良い影響を及ぼし、検索順位も上がりやすくなります。
\7,700社支援・「SEO対策」で1位を獲得したノウハウを無料で伝授!
/
title(タイトル)タグの基本の記述方法
続いては、title(タイトル)タグの書き方を見ていきましょう。title(タイトル)タグの記述方法は次のとおりです。
<title>SEOとは?基礎知識から上位表示のための対策方法まで解説</title>
今回は、「SEOに関する記事」という想定でtitle(タイトル)タグの記述例を作ってみました。
設定方法は、title(タイトル)タグをHTMLのheadタグ内に挿入するだけで、Webページのタイトルとして検索エンジンに表示されるようになります。
title(タイトル)タグの最適な文字数
title(タイトル)タグには最適な文字数があり、PCとモバイルそれぞれによって異なります。
- PC(デスクトップ)の場合:30~32文字程度
- スマホ(モバイル)の場合:30~41文字程度
上記の文字数が最適な理由は、規定文字数を超過した場合に、検索エンジン側の判断で省略される可能性があるからです。
検索結果に表示されているタイトルの末尾に、「…」と表示されているタイトルを見たことがある方もいるのではないでしょうか。もしそのように表示されているのであれば、検索エンジン側の判断でタイトルが変更・省略されています。
あまりにもタイトルが長すぎる場合は、検索エンジン側の判断で異なるタイトルに自動的に書き換えられる可能性があるので注意しましょう。あくまで、簡潔でわかりやすいタイトルをつけることが重要です。
title(タイトル)タグの最適な文字数について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
最適なタイトル文字数とは?SEOに効果的なタイトルの作り方を解説
title(タイトル)タグを効果的に設定するためのポイント
title(タイトル)タグを効果的に設定するポイントは次のとおりです。
- 対策キーワードを含める
- コンテンツ内容を簡潔に記載する
- クリックしたくなるタイトルにする
それぞれ詳しく解説します。
対策キーワードを含める
title(タイトル)タグには、SEOで上位表示させたいキーワードを含めるようにしましょう。
例えば、「SEO対策 費用」が対策キーワードだとすると、「SEO対策の費用・料金相場はいくら?料金表で徹底解説」のようなタイトルをつけます。タイトルに対策キーワードを含めていますので、検索エンジンのクローラーからは適切な評価を得られますし、ユーザーからは自身の悩みとの関連度の高いコンテンツと判断されクリックされる確率が上がります。
とはいえ、いきなり対策キーワードを含めたタイトルを作るのは難しいので、対策キーワードで既に上位表示している競合がどのようなキーワードで上位表示しているかを調査し、タイトル作りの参考にしてみるのがおすすめです。
また、デバイスによってタイトルの表示文字数が削られたとしても、title(タイトル)タグの前半に対策キーワードを含めておけば、対策部分は検索結果画面に表示されます。キーワードが見えないとクリック率に大きな影響が出るので、なるべく前半に対策キーワードを含めるようにしましょう。
コンテンツ内容を簡潔に記載する
title(タイトル)タグには、コンテンツ内容を簡潔に記載します。
タイトルに記載している内容が簡潔であればあるほど、ユーザーが調べているキーワードとページ内容がマッチしているか一目で判断しやすく、Webページに訪れる確率が上がります。
一方でタイトルに情報を詰め込みすぎると、ユーザーがどのようなページ内容なのか判断しにくく、SEO観点から見ても適切とは言えません。
少ない文字数でユーザーや検索エンジンに内容を的確に伝えるために、コンテンツの内容に沿った無駄のないタイトルになっているかを確認しましょう。
クリックしたくなるタイトルにする
タイトルは、検索結果画面でユーザーの目に触れるため、クリック率に大きな影響を及ぼす重要なタグです。
そのため、「このページは自分の知りたいことが載っていそうだ」と思ってもらい、クリックしてもらえるような魅力的なtitle(タイトル)タグを設定する必要があります。
例えば、女性向けのページであれば、「女性必見」や「20代OL」というフレーズをタイトルの冒頭に付けて、ターゲットを絞ってみると良いでしょう。また、文字数に影響が出ない範囲で数字や記号を使ってみるのも効果的です。
改めて自サイトのtitle(タイトル)タグを見直して、改善余地がないか確認してみましょう。
まとめ
本記事では、title(タイトル)タグの概要やSEOで重要な理由、効果的に設定するためのポイントについて解説しました。
title(タイトル)タグとは、その名の通りWebページのタイトルを表示するためのタグです。そのWebページでどんな情報が記載されているのか簡潔にまとめ、検索エンジンやユーザーに伝える役割があります。
SEO対策において非常に重要度の高いタグのため、上位表示を狙うなら必ず適切なタイトルを付ける必要があります。
本記事で解説したtitle(タイトル)タグの記述方法や効果的に設定するためのポイントを実践してみて、魅力的なタイトルをつけてみましょう。
SEOに関して、何から着手すべきかわからない、なかなか成果がでないなどのお悩みがございましたら
SEO無料相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。