<a>タグとは、HTML規格でのタグの1つで、リンクを指定するために使われます。
<a>タグの「a」は「anchor」の略です。
<a>タグの中に色々な属性値を設定することで、リンク先のURLを指定したり、リンク先との関係性を明示することが可能になります。
href属性
hrefはHypertext REFerenceの略で、リンク先のURLを指定するのに利用します。
href属性に指定するURLは相対パス(同一ドメイン内なら)、絶対パスどちらの形でも指定することができます。
例)
<a href="/directry/kasoupage.html">下層ページへ</a> <a href="http://example.com/">アンカーテキスト</a>
target属性
target属性は、リンクを別ウィンドウで開かせたい場合に利用します。
例)
<a href="http://example.com/" target="_blank">別ウィンドウで開く</a>
rel属性
rel属性はリンク先のURLとの関係性を明示するときに使われる属性です。
rel属性に記述する値で、よく使われるのは以下のようなものです。
nofollow
nofollowを記述することで、クローラーに対してそのリンクを辿らないでほしいということを伝えることができます。また、nofollowの記述されているリンク間ではGoogleのPageRankの受け渡しが行われません。そのため、例えば広告リンクにnofollowをつけることで、PageRankの受け渡しのためのリンクでないことを明示することができますし、またセキュリティ関連の記事を書いていて、スパムページに対してどうしてもリンクしなければならないようなときに、nofollowタグを設置することでそのページとの関係を切ったままリンクすることができます。
例)
<a href="http://example.com/ad.html" rel="nofollow">広告リンク</a>
nofollowの使い方に関しては、Google公式のヘルプにて詳しく説明されています。
Googleの推奨するnofollowの使い方は以下の3つです。
・信頼できないコンテンツへのリンク
・有料リンク
・クロールの優先順位
アンカーテキストについて
<a>タグタグで囲まれた部分をアンカーテキストといい、この部分が実際のリンクとしてクリックが可能となる部分です。ここの文言はSEO的にとても重要で、どうのようなアンカーテキストでリンクを獲得しているかでGoogleはそのページのキーワードとの結び付を行うヒントを得ています。
アンカーテキストにあまりにも過剰にキーワードを詰め込むなどの行為を行うと、スパムとして判断される可能性がありますが、ユーザーに対してリンク先のコンテンツが何であるか分かる程度にアンカーテキストを設置することは、SEO的にもユーザビリティ的にも大切なことです。
例)
<a href="http://example.com/">ここがアンカーテキスト</a>
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