Above the foldとは、ユーザーがページを訪れた際にスクロールせず見ることができる領域のことです。カタカナ表記では「アバブ ザ フォールド」と記述されますが、日本のWebマーケティング業界では「ファーストビュー」という表現で記述されることのほうがおおいです。
なぜこの領域に特別に名前が付けられているかというと、Webページにランディングしたユーザーは基本的にパッと見の印象で、自分の求めている情報がそのページに記述されているかどうかを判断することがおおいと考えられているからです。
その為、h1タグなどで目立つようにした見出しや、目立つアイキャッチ画像などをこの領域に設置することで、ユーザーのスクロールを促し、離脱を減らすことができます。
SEO観点からみたAbove the fold
最近のGoogleのクローラの性能はかなり高いものとなっており、クローラーのレンダリング性能は実際に人間のユーザーがページに訪れた際に見えている状態をほぼ完璧に再現することができるほど高性能になっています。その為、どっからどこまでのコンテンツがAbove the fold領域に記述されているものかを判断することも可能になっています。
前段でも述べたように、Above the fold上のコンテンツは、そのページに何が書かれているのかを訪問ユーザーに直感的に知らせる役割を持っているため、この部分に何が書かれているかということはすなわち、そのページ全体のコンテンツの縮図とも言えるのです。
ユーザビリティ及びSEO両方の観点から見ても重要
そのため、Googleもこの領域のコンテンツを重要と判断しており、逆にこの部分に実際のコンテンツとは関係のない広告等を多く含むページの評価を下げる「ページレイアウトアルゴリズム」というアルゴリズムを採用しています。
その為、この領域にどのようなコンテンツを記述するかはユーザビリティ及びSEO両方の観点から見ても重要となってきます。
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