支援事例
X(旧Twitter)支援コンサルティングを活用し、6か月で330件以上の新規リードを獲得!100万インプレッション超えを達成できた投稿の秘訣とは
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「コト、モノにかかわる全ての人々の顧客体験を最大化する」をMISSIONに、2014年12月に設立された株式会社SUPER STUDIO。統合コマースプラットフォーム「ecforce(イーシーフォース)」や、その関連アプリケーションやサービスの開発・提供・運営保守事業と自社でD2C事業を展開しています。

同社の取締役CRO真野 勉様は費用対効果の高いマーケティング手法を模索される中で、ウィルゲート専務取締役COOの吉岡 諒が立ち上げたX(旧Twitter、以下X)支援コンサルティングの導入を決めました。結果、半年間の支援を経て330件超の新規リードを獲得でき、EC業界における人脈や認知の広がりなど、さまざまな副次的効果も実感されているそうです。

真野様に当時の課題感から支援内容や成果、今後の展望に至るまで幅広く伺いました。

 

対談者:
株式会社SUPER STUDIO 取締役CRO 真野 勉様(以下、真野)
株式会社ウィルゲート 専務取締役COO 吉岡 諒(以下、吉岡)
聞き手:ライター 外山ゆひら

<課題と効果>
【抱えていた課題】
・新規リード獲得数を増やしたい
・Xを通じ認知拡大を行いたい
・EC業界でのリアルな人脈を広げたい
【導入・活用成果】
・半年間で330件以上の新規リードを獲得
・2,000以上の新規フォロワーを獲得し、SNSでの存在感が向上
・EC業界における認知が拡大
・採用応募者の母数が増加

 

セミナー支援で効果を実感し、さらに一歩踏み込んだマーケティング手法を求めて依頼

―まずはSUPER STUDIO様の事業内容や、ビジネスモデルについてお聞かせください。

真野:ECを軸としたビジネスに必要な機能を揃えた統合コマースプラットフォーム「ecforce」の開発・提供・運営保守事業が現在の主力事業で、自社でD2Cブランドの運営も行っています。

2014年の創業時はメディア事業や受託開発事業を手掛けており、2015年からはブランド事業にも手を広げ、順調に売上を出せるようになったことから自社でD2C事業を始めることにしました。

当初は他社のEC構築システムを使っていたのですが、機能面において「もっとこうしたほうがいいよね」ということを追求しているうちに、オリジナルのカートシステムを作ったほうが良いのではという判断に至りました。かなり良いシステムを作れた手応えがあったので、取引先である広告代理店やOEM企業に見ていただいたところ、クオリティが高いと好評をいただき、他社さんにも販売を始めたのが今のecforceの事業を始めたきっかけです。2016年にβ版を完成させ、2017年4月に正式ローンチしました。

初年度は口コミのみ、宣伝広告一切なしで100社以上に導入いただき、以来5年強で累計1,000以上のショップ様に導入いただいています。コスメや健康食品、食品業界のお客様の導入が多いですが、最近はアパレルの企業様へも広がりを見せていますね。

―プロダクトがEC業界で一気に広がりを見せた理由は、どう分析されていますか?

真野:メーカー目線で作られており、マーケットフィットしているシステムを作れたことが最大の要因と分析しています。自社D2C事業で培ってきた運営ノウハウを生かして開発しているので、多くのメーカーさんに「かゆいところに手が届くシステム」と評価いただいています。営業の際もシステムベンダーとしてではなく、メーカーとして同じ目線で会話ができるため、共感をいただきやすく、業界の新参者ながら受け入れてもらえたのかなと思います。

―順調に販売を伸ばしているなか、ウィルゲートのX支援を導入いただいたのは、どのような経緯があったのでしょうか。

真野: ウィルゲート社には、先にセミナー支援コンサルティングをお願いしていました。吉岡さんとは前職の頃からつながりがあり、当社でセミナーを始めた割と早い時期から支援いただいています。

支援前の集客数は月平均100人前後でしたが、支援後は月1,000人を超えるくらいに伸ばすことができ、ノウハウを教示いただいて以降は社内のマーケティング部門で内製化できています。現在は平均月1,500人〜2,000人くらいの集客ができており、マーケティング施策の中でも最多の新規リードを取れているので、引き続きセミナーには注力しています。

並行してWebマーケティングにも着手し、さらに一歩踏み込んだマーケティング手法やリード獲得のチャネルを求めて自分なりにいろいろと試行錯誤を続けていました。EC業界の新参者として認知を獲得したい思いもあったので、EC/D2C事業の聖地である福岡にも何度も足を運んだり、SNS界隈で人脈を広げたりすることにも注力していましたね。

そんな中で、X上で吉岡さんがいろいろなマーケティング施策を試されている様子をずっと見ていて、ぜひ一度教えていただきたいと思うようになり、2023年2月からX支援をお願いすることにしました。

 

体系化したセルフブランディングができ、業界内外の企業から学生層まで認知を広げられた

―X支援は、どこからスタートしましたか?

真野: セルフブランディングです。吉岡さんと「D2C界隈でどういうポジションになっているか、どういうポジションを目指したいか」を細かく話し合い、見せ方を設計していきました。

それまでも我流ながら長年SNSをやってきていたので、自分の見せ方には割と自信があったのですが、今回の支援を通じてより言語化と体系化ができ、再現性が高まった手応えがあります。自分の考えをどう表現し、プライベートの話題をどう絡ませて発信すればいいのか勉強になりましたし、「こうやると、こう伝わっていくのだな」という感覚がより掴めた実感があります。

―セルフブランディングを経て、SNSでの反応は変わりましたか?

真野: はい。狙ったとおりの反応をもらえることが増えました。初対面の人からも「いつもXで見てます!」と声をかけてもらえるように、リアルな場での広がりにもつながっていますね。認知を広げられた手応えがあります。セミナーの懇親会にファンを名乗る方が現れる、なんてことも起こるようになり、非常に嬉しく思っています。

吉岡:狙ったとおりにアカウントが育っていきましたよね。客観的に見ていても、以前にも増して「SUPER STUDIOといえば真野さん」という認知が広まったと思います。

真野:ビジネス以外の話題では「大谷選手好き」としてのキャラ付けができ、アイスブレイクとして、大谷選手の話を振られる機会がかなり増えました。

吉岡:私も大谷選手に関する情報は、真野さんの投稿から得ています!

真野:ありがとうございます。一貫した発信を続けていると「この人はこのネタ」というキャラクターが明確になり、周りからも声をかけてもらいやすくなる実感があります。セミナーにお誘いいただく回数も増えましたし、「Xで御社を知って、真野さんのnoteを見て興味を持ちました」といった学生さんからの応募もあり、採用にも影響が出てきています。個人のアカウントで社内のメンバーを紹介するなどして、会社全体の価値向上につなげられていますね。

   

100万インプレッションを達成した投稿も。質の高いホワイトペーパーが功を奏した 

―Xからどのように新規リードを獲得していったのでしょうか。

真野:吉岡さんの指南のもと、資料配布型の「ゆるぼ投稿」を10投稿ほど作り上げ、順番なども考え抜いて投稿していきました。

良いコンテンツを定期的に出して徐々にフォロワーの方々の期待値を高めていき、タイミングを見ながら満を持して行った投稿が予想以上に大きくバズり、100万以上のインプレッションが付きました(コメント約1,260件、いいね約1,500件、リツイート約1,200件)。371件の資料ダウンロード希望があり、そこからハウスリストを除く234件の新規リードを一気に獲得できました。

吉岡:「1万以下のフォロワー数で100万インプレッションを叩き出す」というのは、相当レアなことです!

反響が大きかったのは、どのような投稿なのでしょうか。

真野:EC界隈の有名人である、北の達人コーポレーションの木下社長のインタビュー資料を配布した投稿です。

吉岡:プル型の投稿で大きな成果を出せたのは、SUPER STUDIOさんがもともと高品質なホワイトペーパーをたくさん持っていたことが大きいと思います。質が高い資料があるからこそ、その一部を見せて興味を持ってくださった方にダウンロードしていただく、という流れができました。

真野:良い資料を作れている自信はあったので、支援をいただく前は「もっと資料を多くの人に配布できないかな、もったいないな」と私としてももどかしさを感じていました。「一生懸命作ったのでもっと多くの方に読んでいただきたい、Xならそのきっかけづくりができるのでは」という期待は持っていましたね。

―ちなみに、以前はどのように資料配布されていたのでしょうか。

真野:基本的にハウスリストの方々に配布していました。新規リード獲得のためにSNS広告を打ってみた時期もありますが、思うほど大きな成果には繋がりませんでした。SNS広告は意外とお金がかかり、意外と効果も出ない、そんな印象でしたね。

吉岡:新規リード1件を獲得するための広告に、5千円、1万円といった費用をかけてしまうと、費用対効果が合いにくいことも多いですよね。

真野:本当にそうですよね。今回のX支援は費用対効果がズバ抜けて高い施策になりました。広告は一過性のものですが、SNSには積み重なっていく価値がありますよね。数字として結果が出たことも最高に嬉しいですが、副産物として得られたものにも大きな価値を感じています。

SNS上でパーソナルブランディングがしっかりできれば、知ってほしい界隈の人たちに認知いただけて、いろいろな広がりも生まれ、採用の母集団形成にもつながる。SNSアカウントをしっかり運用できれば、数字では表せない副次的な効果が得られると実感できました。

 

掛け算的にマーケティング施策を組み合わせ、さらにブランディングを強化したい

―今後のSNS運営の展望をお聞かせください。

真野: X支援の導入前は約6,500フォロワーで、今9,200フォロワーくらいにまで増えているので、1万フォロワーを超えた景色をまずは見てみたいです。(※現在は1万フォロワー超えを達成)
ただ直近はアルゴリズムが複雑化していて、以前よりバズらせるのが難しくなっている感覚があり、ここからまた試行錯誤が必要だと感じています。今回の支援で教わったノウハウをもとに粛々と、着実に発信を続けていこうと思います。

―真野様の今後のWILLをお聞かせください。

真野:多くの人にとって「ECといえば、ecforceだよね」という第一想起を獲得できるよう、ブランディングをさらに強化していきたいです。おかげさまでシェアはかなり取れてきていますが、海外のツールなどもたくさん入ってくる中で、油断はできません。SNSと他メディアを掛け合わせるなどして、掛け算的にマーケティングに取り組んでいきたいです。

吉岡:なかやまきんに君さんや出川哲朗さんを起用したCMは、かなりバズりましたよね。

真野:そうなんです。2022年秋、なかやまきんに君さんが話題になった時期にCMに起用させていただいたことで、TVの情報番組等でも多く取り上げていただきました。 

この時はタクシー広告の配信が始まる前に告知動画がバズり1,200万インプレッションほどでした。

投稿が跳ねたのも、それまでコツコツとアカウントを育てていたからこそ。あとは最初から「SNSで跳ねる内容にしたい」という期待があったので、BtoBのCMではあまり見ないような尖った内容のCMにしたことも、功を奏したのかなと思います。

―今後ウィルゲート社や吉岡に期待するものはありますか?

真野:今回の支援を通じて、吉岡さんのSNS上での言動には必ずロジックや背景があるとわかりました。今まで見てきた吉岡さんの投稿の答え合わせができた気がします。多少はナチュラルにやっている部分もあるのかなと思っていたのですが、「すべて考え抜いて発信されていたのだな」とはっきりしてスッキリしました。今後も新しい試行錯誤されている様子を見させていただきたいです。

吉岡:ご期待ください!御社の統合コマースプラットフォームと同様、自社のマーケティングで実践して成果が出たことを、どんどん提供していけたらと考えています。

真野:新しく出てきたものをいち早く試す人たちの中でも、吉岡さんはその量とスピードが圧倒的ですよね。最近でいうと、Meta社が提供するテキストベースのSNS・Threds(スレッズ)が登場したときも、あっという間に2,500フォロワーくらい獲得していて、その経緯を見ているだけでも勉強になり、面白かったです。 

―ありがとうございます。真野様のアカウントのさらなる飛躍を応援しています。ありがとうございました! 

 

まとめ

今回は、株式会社SUPER STUDIOの取締役CRO・真野様にご協力いただき、X支援コンサルティングの導入によって、多くの新規リードを獲得し、業界内での認知を広げた事例をご紹介しました。

SNSを活用したセールス手法や商材の認知拡大等でお困りの担当者様がいれば、ウィルゲートもしくは専務の吉岡までお問い合わせください。

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SUPER STUDIO様やプロダクトにご興味のある方は、以下からご参照ください。

 ■  ecforce

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プロモニスタ編集部
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