株式会社トランスが運営するノベルティグッズのECサイト「販促STYLE」。
企業向けノベルティ・記念品・販促品を中心とした雑貨を数多く取り扱っています。
今回は、そんな「販促STYLE」の運営に携わる株式会社トランスの向井様、住谷様に、ウィルゲートが開発するSEOツール「TACT SEO」導入の背景と導入後の変化についてインタビューした内容をご紹介します。
左:株式会社トランス 向井様 ※以下「向井」 / 右:株式会社トランス 住谷様 ※以下「住谷」
「自分でSEOの疑問を調べるは大変」
という方はウィルゲートにご相談ください。
「自社サイトにはどんなSEO改善をすれば良いのか?」「アルゴリズム変動で影響を受けたサイトを強化するにはどうしたら良いのか?」など、まだ具体的にサービス導入を検討していない方もお気軽にご相談ください。
目次
“面”で捉えられた提案がSEOコンサルティング依頼の決め手に
─まず、どのようなSEO課題を抱えられていたのでしょうか。
向井:弊社が運営する「販促STYLE」は3年前のサイトリニューアルのタイミングで、ECサイトとして販売を強化していくために、Webマーケティングに力を入れ始めました。サイト自体は10年以上長く存在していることもあり「販促」というキーワードでの検索流入が多く、サイト全体で見ても検索流入からの割合が多くを占めています。そのため、Webマーケティング施策の中でもSEOに力を入れていきたいと、サイトリニューアル当初より考えていました。
(ノベルティグッズのECサイト「販促STYLE」)
そこでSEO会社にコンサルティングを依頼しSEOの強化を試みたのですが、なかなか成果につながりませんでした。1社だけでなく複数の会社に依頼をしていたのですが、それでも芽が出ることはありませんでした。そんな中、2019年に行き着いたのがウィルゲートさんでした。
─SEOコンサルティングのご依頼は、何が決め手となったのでしょうか。
向井:いただいたご提案がとても計画的で、長期目線だったことです。それまでのSEOコンサルティングだと単発単発での“点”での施策提案をいただくことが多かったのですが、ウィルゲートのコンサルタントの金城さんからは、3ヶ月後、半年後、1年先を見据えた“面”で捉えられた提案をいただいたことが印象に残っています。
事業をしっかりと理解した上でのSEO提案がほしいという私たちの要望も汲み取った上での提案内容だったので、「事業内容を深く理解してくれている。ウィルゲートさんなら大丈夫だ」と思いました。
当時ウィルゲートさんにSEOをご担当いただいていたグループ会社でのSEOの評判(※)も耳にしていたため、そういった安心感があるところが全然違いましたね。
※次世代タイプの電子タバコ・VAPE(ベイプ)の販売事業「VAPE STUDIO」のSEO内製化事例についてはこちら
SEOの内製化に向けてTACT SEOの本格活用をスタート
─SEOツール「TACT SEO」はどのようなきっかけで利用を始めたのでしょうか。
向井:ウィルゲートさんにSEOコンサルティングを依頼し始めたタイミングでご案内いただき導入していました。最初は、SEOについてはコンサルティングの方で施策を進めていたため、TACT SEOは狙っているキーワードの順位計測などの利用に限られていました。
TACT SEOを本格的に使い始めなければならないと思ったのは、SEOコンサルティング期間が終了するタイミングです。以降は私たちでSEOの実務を推進していかなければならないとなったときに、何もサポートが無くなってしまうのは不安だったので。
本格的に使い始めるタイミングでは、TACT SEO担当の古谷さんから弊社の住谷に使い方のレクチャーをしていただいたこともあり、今では問題なく活用が進められています。
「順位推移や変動状況の確認」「コンテンツ分析」の用途で活用
─TACT SEOの具体的な活用方法について教えてください。
住谷:
主に以下の2つの用途で活用しています。
・順位推移や変動状況の確認
・コンテンツ分析(既存記事のリライト時に考えるべき要素を分析する)
先ほど向井からも話があったように、今年の1月にTACT SEO担当の古谷さんからレクチャーをいただいてから私が中心となってツールを活用したSEO業務を行っています。ツールの使い方についてTACT SEOの担当者さんが解説されている動画マニュアルも充実しているため、大きな困りごとなく使うことができていますね。
─どのような機能を使っているのでしょうか?
住谷:まず、「順位推移や変動状況の確認」については様々な観点から確認できるので、「検索順位サマリ」「重要キーワード順位推移」など、その時々に必要な情報に応じた機能を使用しています。
私たちのサイトでは、「販促」関連の「ノベルティ 〇〇(人気)」といったキーワードの順位を、TACT SEOを使って日々確認しています。
既存記事のリライトに取り組む際には「上位表示分析機能」をよく使用しています。
この機能を使うと、例えば「自サイト内に不足している関連コンテンツ」「上位サイトが保有しているが自サイトが保有していないコンテンツ」などと、上位表示されているサイトとの差分が何かを簡単に確認することができます。一度確認したら、後は必要な情報を追加していくだけなので、とても便利ですね。
(TACT SEOは、SEOの専門的な知識がなくとも、指示に従っていくだけで最低限の対策が可能)
TACT SEO導入後「180キーワードが上位化」「SEO対策がスムーズに」
─TACT SEOを活用しはじめてから、どのような変化がありましたか?
住谷:1つが「既存記事の上位化」です。およそ1,000キーワードを日々モニタリングしているのですが、TACT SEOを導入してからおよそ1年半で、10位以内のキーワードが280個から462個までと約180個増加しました。期待以上の上位化に成功し、これからがさらに楽しみですね。
もう1つが、「SEO対策がスムーズになったこと」です。SEOに関する分析・調査はこれまで別のツールを使っていたのですが、今使っているTACT SEOと比べると、知りたい情報にたどり着くまでに多くの時間がかかってしまっていました。
向井:TACT SEOは知りたい情報にすぐたどり着けるだけでなく、「この記事にはこういうキーワードを入れてください」などとSEO改善のために取るべきアクションを具体的に明示してくれるのです。日々キーワードのウォッチや記事の作成を数多く行うにあたって、1つひとつの実務を精度高くスピーディーに進められるだけで、全体としての生産性は大きく違ってくるなと感じています。
―最後に、今後の目標を教えてください。
向井:SEOの内製化についてはTACT SEOのおかげでうまく体制を作ることができたので、これからはTACT SEOを活用して、どれだけSEOの改善を自分たちでさらに推進していけるかがテーマになります。
私たちが運営するのはECサイトですから、SEOに取り組む上でもやはり売上を意識して取り組んでいくことには変わりはないですね。そのためにも、コンバージョンにつながるキーワードでしっかり検索上位を獲得していくことが重要になるので、これからも引き続き取り組んでいけたらと考えています。
まとめ
今回は株式会社トランス様にご協力いただき、TACT SEOを活用したサイト運営の事例をご紹介させていただきました。
SEO分析ツールの「TACT SEO」( https://tact-seo.com/ )にご興味をお持ちの方は、ぜひウィルゲートまでお問い合わせください。
(取材・文/森園 凌成)
【担当者紹介】
株式会社ウィルゲート コンテンツマーケティング事業部 「TACT SEO」ユニットマネージャー 古谷 勝(@m_furuyan)
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