グローバルナビ(グローバル・ナビゲーション)とは、Webサイトの原則すべてのページに共通で表示された当該サイトの主要ページへのリンクのことです。
一般的にはサイトのページ上部、サイドバー、ページ下端に、メニューボタンやタブ、テキストで表示されます。また、スマホ画面では「ハンバーガーメニュー」と呼ばれる3本線アイコンからのプルダウンメニューで表示されるサイトが多いようです。
PC画面の表示例
スマホ画面の表示例
グローバル・ナビゲーションの役割
ユーザーへの役割
検索エンジン経由でサイトを訪問すると、トップページ以外から始める場合も少なくありません。どの階層ページからでもユーザーに対して、必要なコンテンツにアクセスできるようにすることで、利便性を高めます。サービスサイトであれば、会社概要、サービス内容、料金、FAQ、問合せページなどのページが配置されることが多く、サイト全体の構造や主要コンテンツをユーザーが一目で確認でき、ユーザーのサイト評価にも影響します。
グローバルナビは、トップページからのディレクトリ内の階層の深さを示す「パンくずリスト」と併用すると効果的です。
検索エンジンへの役割
グローバルナビはリンクが多く集まる主要なページのリストでもあります。検索エンジンは内部リンクが多く張られたページを重要なコンテンツと認識しますので、検索エンジンに重要なコンテンツであることを伝える役割もあります。
グローバルナビ作成のポイント
1.原則すべてのページに表示する。
グローバルナビは、ユーザーがどのページを閲覧していてもすぐに見つけられる必要があります。例外として、会員登録フォームや商品購入フォームなどは、他のページへ離脱しないように、あえてグローバルナビを表示しないこともあります。
2.ユーザーや検索エンジンにわかりやすく
デザインや表示位置を統一します。ページ上部(ヘッダー)やサイドバーはメニューボタンやタブの方が目立ちます。一方ページ下端(フッター)は、リンクを張った「アンカーテキスト」を並列するのが一般的です。ユーザーの一覧性、検索エンジンの認識、双方に利点があるためです。
3.ユーザーがストレスを溜めていないか検証する
ユーザーがどのページから訪問したかわかる無償ツール「Googleアナリティクス」で、グローバルナビが適切に機能しているかを確認できます。CV(=コンバージョン)ページまでの導線を改善することで、CV率アップの効果が期待できます。
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