QDF(Query Deserves Freshness)とはGoogleが採用しているアルゴリズムの一つで、新しい情報のほうが優先されるべきニュース性の高いクエリにおいて、情報が新鮮であるページを優先して検索結果の上位に表示させようとするアルゴリズムのことです。同じような単語のQDDはGoogleによって明言されていない仮説にすぎませんが、QDFの存在は公式にGoogleによって明言されており、Googleのアルゴリズムの一部であることが確認されています。
QDFの必要性
QDFが必要となったのはどのような経緯からでしょうか。それを説明するために「消しゴム」「トランプ大統領」という2つのクエリを例に取ってみます。
「消しゴム」の検索クエリ⇒通販サイト、メーカー、単語説明など
「消しゴム」という検索クエリで検索ユーザーが求めている情報の時事性が高いということは(常識を覆すような消しゴムが発明されたというニュースでもない限り)ないでしょう。そのためこのクエリに対してGoogleの検索上位にくるのは、
「消しゴムの通販サイト」
「消しゴムメーカーのホームページ」
「消しゴムという単語について説明しているサイト」などです。
「トランプ大統領」の検索クエリ⇒人物の説明、ニュースなど
「ドナルドトランプ」というクエリはどうでしょうか?このクエリで検索したユーザーが求めている情報として可能性が高いのは、
「ドナルドトランプについての説明ページ」
「ドナルドトランプに関するニュース」などです。
トランプ大統領に関するニュースを調べているのなら、あまり古い情報を表示してもユーザーの満足度を得ることはできません。ここ数日、もっと早ければ数時間のニュースをユーザーは求めているはずです。
こういったユーザーの需要があって(あると考えて)GoogleはQDFをアルゴリズムの中に組み込んでいるのです。
瞬間的にアクセスとリンクを集めるQDFの活用方法
QDFのアルゴリズムを利用すれば、例えば「トランプ大統領の誕生」関連の時事性や話題性の高い記事をいち早く公開することで、瞬間的に多くのアクセスだけでなく、被リンクを集めることもできます。
しかし、新しい情報なら何でも上位表示されるわけではなく、サイト自体のSEO力や記事の内容が伴っていることが前提とないますので、寄せ集めの記事ではなくしっかりとした内容の記事を作成することが重要です。
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