Googleは2017年2月3日、公式ブログでアルゴリズムの変更について発表しました。(一部抜粋)
今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります。
引用:日本語検索の品質向上にむけて
今回のアップデートの発表は、過去のアップデートの発表とは少し異なっているのがポイントです。
過去の公式ブログを見てみると、2016年2月5日の発表では、
検索結果を不正に操作するためにリンク プログラムに参加しリンクの売買を行っていた日本語のいくつかのサイト ネットワークに対して対策を施しました。この中にはウェブマスター向けガイドライン違反を繰り返しているサイトも含まれていたため、通常よりも厳しい対策を施したケースもあります。
引用:リンク プログラムのネットワークに対策を行いました
2016年9月8日の発表では
これらのリンクは自然に配置されたものではないため、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)の違反と見なされます。
引用:ウィジェット リンクについて覚えておいて頂きたいこと
上記のように、「ウェブマスター向けガイドライン」の違反について指摘し、リンク等を用いて故意に順位を操作することに対する警告が多かった印象です。
しかし今回の発表は、
ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。
と“信頼できる情報”など、いつもと異なる表現がされているのが特徴です。
この“信頼”という言葉は、今回の発表以前に指摘している、ウェブマスター向けガイドラインでは明確には表現されていない言葉です。
2016年の末に話題になった、信頼性に欠ける記事やメディアについての問題を受けての発表なのでしょうか?
今までもGoogleのアルゴリズムでは、コンテンツの質を重要視していましたが、今回の発表で、よりユーザーに価値のあるコンテンツが求められるようになりました。
今一度、運営しているWebサイトのコンテンツが「本当にユーザーに価値的なコンテンツか?」を見直してみることをおすすめします。
Googleのアルゴリズムの詳細については以下でまとめています。
Google検索アルゴリズム261項目完全分析 “SEOの全て”
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