プロモニスタでは、Webマーケターの皆さんに有益な情報を届けるべく、人々の消費行動や検索行動を分析してお届けしています。
前回は「渋谷109で働くギャル」、いわゆるF1層にスポットを当てた記事を公開しました。
渋谷109ギャルとSEO対談!!「Googleは終わらない!いまどきの検索スタイルとは?」
109の有名ショップ「LIZ LISA」さんの渋谷カリスマギャルに、いまどきの検索の活用状況についてリアルな声を聞いてきました。
「渋谷のギャル」という若者についての記事を公開した後、プロモニスタ編集部内では「ある疑問」が生まれました。
「F1層の消費行動は分かったけど、『F3層』ってどんな消費行動の特徴があるんだろう……?」
「F3層の大阪のおばちゃんって、あの派手な動物の顔がついた服をネット通販で買ったりしているのかな……?」
「F1層に関する記事はよく見るけど、『F3層』に関する記事って意外と少ないよね。レストラン探すときとかどうしてるんだろう……?」
※『F3層』のことが無性に気になるプロモニスタ編集部
そんな疑問を解決するべく、今回、F3層=50代以上の女性のインタビューを決行しました!
せっかくなので東西の消費行動を対比すべく「東京のセレブ」と「大阪のおばちゃん」というキャラの立ったF3層に取材を実施!
取材によって判明したF3層の消費行動とはどのようなものなのでしょうか?
目次
東京セレブと大阪のおばちゃんの紹介
東京セレブ代表
宮内さん(51歳)
東京勤務のフリーアナウンサー。趣味は水彩画、作詞作曲、横浜のイングリッシュガーデンでバラの鑑賞とアフタヌーンティーなど。
大阪のおばちゃん代表
乙間さん(61歳)
宝石収集が趣味。主婦業の傍ら、「欲しいものを好きに買うため」に大阪でアルバイトもしている。
対照的なお二人ですが、F3層の消費行動を分析するための第一歩として、検索リテラシーを調査するべく、ちょっとした検索バトルをしていただきました。
【東京 vs 大阪!】検索が得意なのはどっち!?
突然ですが、プロモニスタはSEOやコンテンツマーケティングの専門メディアということで、東京セレブの宮内さんと大阪のおばちゃんの乙間さん、どちらが検索を得意としているのかを知るべく勝負をしてもらいました。
勝負前のお二人の反応
え~!負けたくないわ
東京もんには絶対負けられへん!
ルールは「どちらが早く正しい結果を得られるか!」
あるお題の画像を見て、どちらが早く正確に検索できるか、勝負開始!
お題① この白い物体の名前は何でしょう?
お題② この画像のスポーツは何でしょう?
お題③ この画像の動物は何でしょう?
※考えても分からず「頭クルクルパー子ちゃんになってきたわぁ!」という乙間さん
※正解したことにお上品に喜ぶ宮内さん
3回の勝負の結果、検索バトルは2勝1分けで東京セレブの勝利!お題が違ったらまた別の結果になっていたかもしれませんが、今回は画像の特徴をうまくつかみとり複合キーワードを使いこなしていた宮内さんに軍配が上がりました。
では、検索バトルによって場が温まったところで、本題の日常における消費行動やデジタル周りについてのインタビューパートへ移ります。
SNSではなく、ネット検索と4マス系を「新しい情報発見の場」としている
※やわらかな口調で春のファッショントレンドを語る宮内さん
雑誌やったらせやねぇ、通ってる美容院で『婦人画報』っていうのがあるんですけどそれは毎月読みますねぇ。あとはテレビとか友達に聞いたりもしますかねぇ。あ、24時間テレビショッピングのアプリを入れてるんですけどそこからついついお買い物してしまうことが多いです
※おもむろにショップチャンネルアプリの使用方法をレクチャーし始めた乙間さん
F3層においても情報収集の手段が主にネットに偏ってきているようです。お気に入りのサイトを定期的に見る傾向があるようですが、情報の比較検討をしたいときはどんな方法で探しているのか、掘り下げて聞いてみることにします。
検索を通じて口コミや画像の情報を収集し、自分の価値観に照らし合わせて判断
そんなことより、大事なんは『雰囲気』。ネットで写真見て直感で決めて、あとは実際に行ってみる。ほんで、挨拶とか清潔感とか雰囲気悪かったらすぐに出ちゃう。納得いかへんもんに何千円も払うんはありえへん!大事な時間をロスしたらお金で買えへんやろ?
お二人ともに共通しているのは、自分の価値観に照らし合わせて必要な情報を選択している点。自分の好みの味と雰囲気であるかどうかを自分の直感を大事にして決める傾向があるようです。
続いて、洋服を買う際の情報の比較検討について聞いてみることにします。
洋服の比較手段は大きく異なる結果となった
テレビショッピングのアプリチェックして、なんかお得なもんないかなぁとか、今何が安なってんねやろうとか、こんないいもんが出てんねやったら、ほなちょっと買ってみようかって。テレビショッピングで見て自分がいいと思ったもんは即買っちゃいます。せやから60過ぎてもバイトしてるんです。お金のために我慢すんのは嫌やからね
ファッションサイトを見るかテレビショッピングのアプリを使うかという違いはあったものの、お二人とも一度利用したことがあるサイトやアプリ内で比較することが伺えました。広範囲に比較することは少ないようです。果たして、実際に買う場合にもネットを活用されているのでしょうか。
最近のF3層は洋服をネットで買う!
けっこう購入履歴とかあるんですけど……へへ
※「どやさ」と言わんばかりに虎顔の服を強調する乙間さん
イラチなんです。もうグズグズもたもたっていうのがいや。せっかち
洋服を買う際には「1円でも安く」と値段を検索し尽くしてから買うほどではないものの、体感的に「ネットのほうが安くておトク」なのでネットで買うほうが多いようです。素材の質感と価格のバランスなど、品物を見る目は厳しそうですね。
検索の仕方、実際の購買状況などF3層の消費行動の全貌が判明しましたが、果たして他人とのコミュニケーションに関してはどうなのでしょうか。
他人のことは気にならないからSNSは使わない!?
※「インスタ映え」に物申す乙間さん
お二人とも、殆どSNSは使っていないという結果になりましたが、周りに流されず自分の価値に照らし合わせて取捨選択しているようです。では、LINEに関してはどうなのでしょうか。
LINE は友人との連絡手段として重宝している
私ね、若いときにLINEがあったら結婚相手変わってたんちゃうかなって思うんですよ、昔は家と家とのつながりで結婚っていう感じやったけど、LINEやと1対1で付き合えるでしょ。実家に電話して親に取りついでもらって……っていう時代と全然違うから、今の若い人はええなって思う
スマホがある前となかった頃では友人との連絡手段が大きく変わったというお二人。
コミュニケーションツールとしてのLINEが、人間関係そのものに大きな影響を及ぼしている印象を受けました。若者と同様に、F3層もスマホに依存している状態なのでしょうか?
F3層も若者と同様にスマホには依存している
※「ネットサーフィンのラビリンス」に陥っているという宮内さん
でも、この生活がどうなんやろうなって思うことはあります。人間関係が複雑化したり買い物しすぎたり、情報が入りすぎてしもてるから。問題ちゃうんかぁって思うものの、依存しすぎてもーてる今日この頃
「スマホに依存している」と認めつつも、その使いこなし方は買い物や食事、待ち合わせなどに限られており若者ほどではないお二人。スマホを始め、デジタル化がどんどん進む現代ですが、そんな時代の変化についてはどう考えているのでしょうか?
デジタル化に取り残される!ついていかなきゃ!とは思っていない。自分は自分
※「私は私やから」と笑顔で言い切る乙間さん
“マイペースに自分に必要な情報だけ手に入れる”。「周りの目」を気にする傾向が強い10代、20代のネットとの関わり方と比べると、人生経験を経て「自分は自分」と悟った自然体な心の持ち方がF3層のネットの使い方にもあらわれているような印象を受けました。
考察
さて、今回もインタビューの内容について考察をしていきたいと思います。まず最初に今回のお二人がF3層の中でもどんなタイプなのかについて説明します。本文ではF1層とF3層の違い、東京セレブと大阪のおばちゃんの違いについて考察をします。少々長いですが最後まで是非お付き合いください。
最初に
まず最初に、今回インタビューをお受けいただいたお二人がF3層の中でもどんなタイプに位置するのかを確認したいと思います。
東京セレブ宮内さん、大阪のおばちゃん乙間さんは「インターネットを超アクティブに活用する層」である
早速ですが、下図をご覧ください。
※参照:総務省情報通信政策研究所「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」よりプロモニスタ編集部にて作成
F3層の情報収集活動状況を議論する際、インターネットの利用状況が論点になることが少なくないと思います。そこで、インターネットの利用状況について、総務省発表のデータを元に年代階級別の利用時間と行為者率を確認したいと思います。
上図から以下の事が言えます。
東京セレブの宮内さんにおいては、目を見張るほどの検索リテラシーを持っていました。日々インターネットをかなり使い込んでいてこそなせる業だと思います。
60代である大阪のおばちゃん乙間さんは「トイレ行くときもスマホ離さへん」「依存しすぎてもーてる」との発言をしています。
つまり、今回のお二人はF3層のインターネット利用時間の平均値を押し上げるような、パレートの法則で言うところの「上位2割」に入る「インターネットを超アクティブに活用する層」に属しているとの見方が出来そうです。
本文
今回はF3層の中でも東京と大阪間で違いがでたため、F1層、東京、大阪と3者間の違いについて考察します。
では、これまでのインタビュー内容をチャートでまとめます。なお、F1層の記事にて使用したフレームにて整理します。
※クリックするとポップアップします
今回は「探求したい対象を発見」と「信頼性の把握(エンゲージメント)」の2つのパートにて考察に値する大きな違いが発生しました。したがって、この2つについて考察をしていきます。
探求したい対象を発見
F1層とF3層、東京セレブと大阪のおばちゃんの2段階で説明いたします。
F1層とF3層の違いについて
「探究したい対象を発見」フェーズでは、F1層はSNSを使うのに対し、F3層は使わない
F1層とF3層間であらわれた差は、SNSを利用するかしないかでした。
F1層は好きな人をSNSのタイムラインにて常時追いかけ、琴線に触れる対象を発見した後、更に他にどんな人(その人はいけてる人なのかが重要)が着ているか、利用しているか、言っているかなどを確認することで対象に対してエンゲージされます。すなわち、「探求したい対象を発見」、「信頼性の把握(エンゲージメント)」両方のフェーズでも「誰がいいと言っているか」を確認するためにSNSを利用していました。
一方、F3層は今回のインタビューで「自分は自分」、「他の人を見てもふーんとしか思わない」と言っているように、「探求したい対象を発見」、「信頼性の把握(エンゲージメント)」の両方においてSNSの出番はありませんでした。
「探究したい対象を発見」フェーズでは、逆にF1層は検索エンジンを使わないが、F3層は使う
ほぼ上記SNS利用の差の裏返しではありますが、F1層はSNSを利用する代わりに検索エンジンは使わず(あるいは頻度が少ない)、F3層はSNSを使わないので検索エンジンを多用していました。
検索キーワードとしては「春服 ファッション 2018」と抽象的であり、現在(2018.04.13時点)1位に上がっているページはアパレルメディアのまとめページでした。
~考えられる対策~
「探求したい対象を発見」フェーズは購買ステップの最初であるため、ニーズも検索キーワードも抽象的になります。
- キーワード例
- 洋服の場合:春服 ファッション 2018
旅行の場合:ハワイ 観光スポット おすすめ
飲食の場合:梅田 カフェ おすすめ
上記を見る限り「●●10選」のようなコンテンツと相性が良く、「コンテンツマーケティング」を実施するというのも一つの手ではないでしょうか。
東京と大阪の違いについて
大阪は雑誌、テレビのようなマス系媒体を利用するが東京はサイト/アプリを利用する
大阪のおばちゃんは、雑誌を自ら購買するという発言はなかったですが、月に一度通っている美容院にて「婦人画報」という高級レストランやアクセサリーなどを紹介する雑誌には必ず目を通す、という事でした。また、テレビからも意識的に情報収集をしているようでした。これは「10歳の差」と「地域差」が影響していそうです。
※参照:博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所 「メディア定点調査2017」よりプロモニスタ編集部にて作成
上図を見て分かるとおり、60代から年代が下がるにつれてテレビ平均利用時間は減少傾向にあります。
※参照:博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所 「メディア定点調査2017」よりプロモニスタ編集部にて作成
大阪に比べて東京が短いことが分かります。
※「テレビはBGMとして嗜んでいます。ふふふ。」と語る宮内さん
サイト/アプリ利用において東京セレブは「インターネット企業」が作るメディアを利用するが、大阪のおばちゃんは「マス系企業」が作っているメディアを利用している
編集部としては、こちらが一番面白い差でした。東京セレブと大阪おばちゃんのサイト/アプリの利用において「東京セレブ=MAGASEEK」、「大阪のおばちゃん=ショップチャンネル」でしたが、それぞれの運営元が「MAGASEEK=インターネット企業」であるのに対して「ショップチャンネル=マス系企業」でした。
大阪のおばちゃんもアプリをちゃっかり使って情報収集するのかと思いましたが、よく調べてみるとショップチャンネルは元々スカパーやケーブルテレビで通販番組を放映していた歴史あるマス系企業でした。
大阪のおばちゃんはインターネット企業が作った「最近の」メディアを購読するのではなく、慣れ親しんだ大好きな「テレビショッピング」のアプリを見続けるというのは、まだまだマスの中に生き続けているのかもしれません。東京セレブと大阪のおばちゃんの間にある10歳の差が要因なのでしょうか。
また、インタビュー中に「ショップチャンネルはとにかくお得やねん」とか「安いねん」などのお得系キーワードが、10回以上大阪のおばちゃんから発せられていたことから、単純にテレビショッピング以外に興味がないのかもしれません。これは、商売人の街大阪という「土地柄」に起因していそうです。
信頼性の把握(エンゲージメント)
F1層とF3層の違いについて
F1層はSNSにてエンゲージされるが、F3層はサイトに掲載されている写真や口コミによってエンゲージされる
F1層は好意を寄せているモデル、芸能人などの有名人から「情報発見」した後、「他にどんなイケている人が推しているか」を確認することで更にエンゲージされるのに対し、F3層はSNSは使わず、サイトに掲載されている写真や口コミを参考にするという事でした。
これは「探求したい対象を発見」のパートにて既述しているとおり、価値観の問題から「信頼性の把握(エンゲージメント)」でも同様の結果となりました。
東京と大阪の違いについて
大阪は一回失敗したらその対象を寄せ付けなくなる傾向が強い!?
口コミ利用において差が出ました。違いの説明に入っていく前に口コミ利用に対する考え方について触れておきたいと思います。SNSで推す人からの情報も、サイト/アプリ内の口コミも抽象化するとどちらも同じ第三者評価です。ただ、口コミは「誰が言っているのか」ではなく「実際使ってどうだったか」と対象の「内容の良し悪し」について確認する事が目的であるため、同じ第三者評価でも違うものと捉えていいでしょう。
さて、大阪のおばちゃんは友人の口コミを参考にして失敗した経験があるとのことでした。そして、そこから他人が言う事を一切と言っていいほど信用しなくなりました。
※口コミを一切信用しなくなってしまった乙間さん
そして、編集部メンバーの一人が大阪出身で、ずっと大阪に住み続けているF1層(27歳)の妹がいるので口コミについて聞いてみました。すると、「あぁ、口コミな。あかんわあれ。去年口コミみて焼肉食べに行ってんけどバリまずかったわ。それから口コミはもう見-ひんなぁ。」との発言が得られました。
さすがに全員が全員そうではないと思いますが、「大阪の人は一回失敗したらその対象を寄せ付けなくなる傾向がより強い」のかもしれません。
口コミの質の向上については今に始まった議論ではないですが、口コミを掲載しているサイトやアプリサービスを運営されている担当者の方は、大阪エリアは特に注意した方がいいかもしれません。
考察のおまけ
多分に推測を含んでしまっている、あるいはあまりにも関係がないものをこちらで紹介させていただきます。
F3層がSNSで情報の受信も発信もしないのはなぜか?
既述のとおり、 F3層は「自分が良いと思っているか」が重要であり、「信頼性の把握(エンゲージメント)」でもSNSによる情報の受信をしていませんでした。
また、「いいね」を求めてその日のランチや服装などの情報を発信することもありません。
これはなぜでしょうか?プロモニスタ編集部では「F3層は自分の価値基準を確立しているため」と考えています。
物事の良し悪しを判断するためには自分の中にしっかりと価値基準を持つことが必要ですが、F1層は人生経験が浅くそうした価値基準があいまいです。その結果、美味しい料理を食べるにもおしゃれな服を探すにも、SNSを通じて他者の行動を参照します。また、自分の行動の良し悪しがわからないために、SNSで情報発信をして「いいね」という承認を過剰に求めてしまいます。
一方、F3層はこれまでの人生経験で多様な価値基準に触れ、自己の価値基準を確立しています。その結果、「情報発信」や「信頼性の把握(エンゲージメント)」において、自分が良いと思ったら良いと言いきれるのです。また、自分の行動の良し悪しが自分で判断できるため、他者からの承認を過剰に求めることもありません。
デジタル化についての「別についていかなくてもいいかな」「私は私やから」といった発言も、この「価値基準の確立」のあらわれではないでしょうか。
※あくまでプロモニスタ編集部の見解です。
大阪のおばちゃんはなぜヒョウ柄の洋服や、いかつい宝石の指輪など目立つ派手なものが好きなのか。その起源は江戸時代にあった。
※「こんなことやったらもっと値打ちもんはめてきたら良かったわぁ」という乙間さん
最後に、編集部がどうしても気になってしまった「大阪のおばちゃんがなぜ派手なのか」について紹介させてください。
今回のインタビューをきっかけにググりまくっていると、「うむ、なるほど。」と思う情報に触れることができました。
大阪のおばちゃんのファッションが派手なのは、どうやら「江戸時代」にその起源があるようです。
もともと、江戸時代の女性は顔をおしろいで真っ白に塗り、服装はそれに負けないインパクトを求め、派手な着物を好んでいました。そこに「天保の改革」という全国民に「質素倹約に努めよ」という大号令がかかりました。江戸ではその改革は浸透しましたが、大阪ではあまりうまくいかなかったようです。
というのも、今で言う警察官と似た役割を当時は武士が持っていたのですが、武士が人口に占める割合は江戸と大阪では大きく異なり、江戸が武士率約50%なのに対し、大阪は約2%でした(所説あり)。江戸は歩けば武士にあたりますが、大阪ではめったに見かけない存在だったようです。
その結果、監視の目が緩かった大阪では残念ながら「天保の改革~?そんなもん関係あちゃこや!」と言って浸透しなかったのです。そしてその後も、天下の台所ゆえ経済力が抜群だった大阪では派手な服装が供給され続けました。
そして今に至るのではというのが紹介されていた背景でした。
とてもすっきりしました。以上です(笑)。
最後に
前回のF1層の続編として年代をずらしF3層へのインタビューを実施しました。前回はGoogle使ってなかったらどうしようとヒヤヒヤしつつインタビューに挑みました。今回は「インターネットすら使っていなかったらどうしよう」、「ガラケーだったらどうしよう」と更にハラハラしつつインタビューに挑みました。
結果はF1層よりもGoogleを利用しており、胸をなでおろすことができました。今回も考察をさせていただきましたが、サンプルが2つなので信ぴょう性にかける部分は多分にあることをご容赦頂きつつも、マーケター、Web担当者の皆様にとって何か参考になる部分がありますと幸いです。
取材にご協力いただいた東京セレブ 宮内さん、大阪のおばちゃん 乙間さん、本当にありがとうございました!
最後はプロモニスタ編集部と一緒に記念撮影!
※「東京セレブ with B(?)」
※「大阪のおばちゃんの必殺ポーズ」
プロモニスタでは、今後も世のWebマーケターのために有益な情報を発信していきますので、どうぞお楽しみに!