こんにちは、プロモニスタ編集部の平嶋(@pingdaolintail1)です!
リードとは「見込み顧客の情報」を指し、リードを獲得することで見込み顧客に営業をかけることが可能になります。
リード獲得は、特にBtoB向けサービスや買い回り品(保険・住宅など)のマーケティングで非常に重要です。
今回は、リード獲得に効果的な施策とその成功のポイントについて、ウィルゲートが実際に行っている施策をもとにお伝えします。
本記事のまとめ
- リード獲得の施策は、オンライン・オフライン合わせて15個を理解しておくべき
- リード獲得は「買い回り品」において特に重要
- 成功のカギは各チャネルの特性を理解すること
- リード獲得では「Who」と「What」を明確にすることが大切
- 成功にはPDCAを回せる体制を整えることが必要
- ウィルゲートが広告費ゼロで成果を上げた施策は8つ
リード獲得の戦略についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
1『SEOコンサルティング』:サイト全体の戦略設計からプロが伴走
2『SEO内製化支援プラン』:正しいSEOの知識で内製化を実現
3『Webコンサルティング』:サイト改善によるCV創出で成果最大化
リード獲得の意味と目的
リードとは「見込み顧客の情報」を指し、リード獲得はその見込み顧客の情報を収集することを意味します。
具体的には、企業名、担当者名、連絡先など、企業内の個人に関する基本情報を指します。
こうした情報を得ることで、定期的なメール配信や電話によるアプローチが可能となり、効率的な顧客獲得に繋がります。
インバウンドマーケテイングツールをグローバルに提供するHubSpotの研究によると、「マーケティング担当者の 50% が、マーケティング キャンペーンにおいてリード生成を最優先事項と考えている。」と述べています。
しかし、マーケティングツールを提供するMarketoは「あなたのウェブサイトを訪問する訪問者の 96% は購入する準備ができていない」という調査を出しています。
つまり、企業側がリードを創出したくても、ユーザー側は購入準備をはじめとする行動意欲はほとんどありません。
リード獲得の難しい点でありつつ、面白い点でもあるでしょう。
リード獲得はマーケティングの最重要ポイント!
マーケティングの中でもリード獲得は非常に重要な立ち位置を占めます。
リード獲得が重要視される商材の特徴としては
- 高額で、購入頻度が少ない
- 購入による失敗リスクが高く、積極的な情報収集を必要とする
- 比較的合理的な購買判断がなされるもの
が挙げられます。
具体的な例を挙げると
- BtoBサービス
- 車
- 保険
- 住宅
- 家電製品
などがあたります。
これらの商品は、すぐに購入してくれる今すぐ客(顕在層)と購入の予定がまだないそのうち客(潜在層)の2つに大別されます。購入意欲が高い「今すぐ客」(顕在層)のユーザーは数が少なく、こうしたユーザーのみを対象にしていては限界があります。
しかし、多くの企業は短期的な売上向上を目指し、今すぐ客に対して広告やSEOなどで集中的にアプローチします。
この戦略は限られた顧客に多くの企業が競合する構図となり、結果的に資本力や製品力で優れる大手が有利になりがちです。
そのため、「今すぐ客」ではなく、ニーズが顕在化していない「これから客」に早期にアプローチし、関係を築くことが重要です。
自社ターゲットが「これから客」の段階でリード化を進めておきましょう。
自社リストに見込み顧客が入っていれば、費用や工数をかけることなく、自由に自社の情報を渡すことができます。さらに、日々の情報発信への反応から見込み顧客のニーズが顕在化したタイミングをつかみやすくなります。
早期でのリード化を促すには、ターゲットユーザーのニーズに合わせて適切なアプローチを行う必要があります。
この施策については、後ほど詳しくお話しします。
これからリード獲得を行う人必見!AI時代のSEO攻略ガイド!
弊社ウィルゲートもBtoB向けのサービスを提供しているため、リード獲得に注力しています。以下のようにリード獲得を起点としたBtoBマーケティングを展開しています。
リード獲得の施策一覧15選
ここからは代表的なリード獲得施策を15個紹介します。それぞれの特徴を理解し、自社の状況や目標に合わせて最適な施策を選択しましょう。
オンライン施策
まずはオンラインのリード獲得施策について紹介します。
商圏に縛られずアプローチできるオンライン施策は、リード獲得において非常に大きなインパクトをもたらします。
オウンドメディア・SEO対策
ブログやランディングページを検索エンジンで上位に表示させることで、リードの獲得につながります。
オウンドメディアは広く認知獲得から興味喚起、ブランド商品理解までを担うチャネルです。よって、幅広いニーズを持ったユーザーのリードを獲得できます。
オウンドメディアやSEO対策の最も大きな価値は「集客資産になること」です。検索上位に表示できたブログは、継続的にリードを獲得し続けてくれます。
これによって、顧客の獲得単価も徐々に下がっていくことが特徴といえるでしょう。
ただ、
- 成果が出るまでのリードタイムが長い
- ブログを作成するためのリソースが必要
という点がデメリットになりそうです。
ニーズが顕在しているユーザーが検索するキーワードからブログを作成するなど、初期の戦略設計が非常に重要です。
リスティング広告
リスティング広告は、検索エンジンの検索結果ページに表示される広告です。
ユーザーが特定のキーワードを検索した時に表示されるため、高い関心を持つ見込み客にアプローチできます。
よって、ブランドや商品に興味を持ったユーザーのリードを獲得できます。
リード獲得の見込みがありそうなキーワードに自由に出稿できるため、即効性が高いことがメリットです。
さらに広告がクリックされた回数によって費用が決まるため、低予算で広告出稿ができる上に、予算の上限を設定できるため使いすぎるといったこともなく予算管理も容易です。
しかし、
- キーワードによってクリック単価が変わりやすい
- 検索結果で広告を避けてクリックする人もいる
- 認知を獲得する目的では利用があまり推奨されない
といったデメリットがあります。
投下できる予算や成果までのスピードなど、自社の成長フェーズを鑑みながら実施可否を決められると良いでしょう。
プレスリリース
プレスリリースは企業に関する情報を、公的情報として報道機関が配信する仕組みです。
主に、ブランドや商品を認知し、興味を持ったユーザーのリードを獲得できます。
メリットとしては、当たれば非常に費用対効果の高い施策になるということです。内容が目を惹くものであれば、様々な外部メディアで拡散されていきます。これによって新規リードの獲得に簡単につながります。
さらに当たれば短期間で大量のリードを獲得できる可能性も非常に高いといえるでしょう。
しかしデメリットとしては「内容が薄ければ効果はほとんど期待できない」というものが挙げられます。
デメリットもしっかり認識しつつ、施策を実行できると良いでしょう。
ソーシャルメディアマーケティング
ソーシャルメディアの運営もリード獲得を行う上では非常に重要になります。
LinkedinやTwitter、Facebookやnoteなどのソーシャルメディアを活用し、ターゲット層とのエンゲージメントを高めつつリードの獲得につなげることができるでしょう。
ソーシャルメディアからは、認知・興味喚起〜比較検討層まで幅広いセグメントのリードの獲得が可能です。
メリットとしては、自社のファンをリードとして獲得できるという点です。日ごろからソーシャルメディアを運用していれば、アカウントにフォロワーや友だち、ファンが存在しているはずです。
ソーシャルメディアを使ったリード獲得はそれらのフォロワーやファンへアプローチできる状態にしていく施策だといえます。
しかし、
- 炎上のリスクがある
- リード獲得できるまでに非常に時間がかかる
といったデメリットがあります。
ソーシャルメディアも自社の状況や優先度に基づいて始められると良いでしょう。
ソーシャルメディアは個人の運用をおすすめしています。
弊社もソーシャルセリングとして、Twitter・Facebookを活用した営業支援を提供していますが、成果を出す第一条件は「個人としてSNSを運用すること」です。
多くの人は公式アカウントではなく、個人に興味を持っています。ユーザーとコミュニケーションを生み出すことを意識していきましょう。
SNS広告
SNSをゼロから運用することでリードを獲得する方法もありますが、もし短期的なリード獲得が必要であればSNS広告を使ったリード獲得が効果的です。
認知し興味を持ったセグメントのリードの獲得に強みを持っています。
総務省によると「日本のSNS総利用者数は2022年時点に約1億2999万人」と非常に多くの人に利用されています。つまり、広告を出稿できれば大量のユーザーにリーチすることができるのです。
しかし、
- 高年齢層へのリーチが難しい
- 炎上のリスクがある
- コンテンツが魅力的でなければ見てもらえない
というデメリットも存在します。
外部メディアへの掲載・寄稿
ほとんどの業界には、その業界専門のメディアが存在しています。
業界に関する最新情報やためになるノウハウを発信すると同時に、様々な広告・宣伝サービスを展開しています。
例えば、バナー広告やメルマガ広告、記事広告などが挙げられます。
このような外部メディアへの広告の出稿も効果的なリード獲得施策として検討できるでしょう。
興味喚起〜比較検討層まで幅広いセグメントのリードの獲得につながります。
こういった外部メディアはその業界での信頼を多く獲得しているため、自社サービスを効果的に宣伝する良い機会になります。
ただ、
- 出稿した記事が自社の資産にならない
- 頼りすぎると、メディアの状況に自社の成果が左右される
といった状態に陥ってしまいます。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告も非常に効果的なリード獲得の施策です。
先ほど紹介したリスティング広告とは、アプローチできるユーザー層が異なっています。
ディスプレイ広告の場合、基本的にアプローチできるのは潜在層になります。よって、獲得できるのは、認知し興味を持ったセグメントのリードです。
ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリ内に表示される画像やテキスト、動画などの広告を通じて、ブランド認知度を高めリード獲得につなげます。
ただ、
- コンバージョン率が比較的低い
- 効果測定が難しい
等のデメリットも存在しています。
自社の事業成長フェーズによって、刈り取りに集中すべきか、認知拡大を優先すべきかを見極めながら活用することが大切です。
アフィリエイトマーケティング
アフィリエイトマーケティングもリード獲得につながりやすい施策といえます。
パートナーサイトを通じて自社の製品やサービスを紹介してもらい、成果に応じて報酬を支払う手法です。よって、ある程度商品も理解しているユーザーのリードを獲得できます。
具体的には興味喚起~比較検討しているセグメントのリードを獲得できます。
企業は紹介が発生した時点でのみ費用を支払うため、無駄なコストを抑えながらリードを獲得できます。この方法は主に人材紹介サイトなどのWebメディアで多く利用されています。
一方で、以下のデメリットもあります。
- 虚偽や誇大な表現がされるリスクがある
- 成果が出るまでに時間がかかる
等が挙げられます。
オフライン施策
次に、オフラインでのリード獲得施策についてご紹介します。
マーケティングと聞くとオンラインをイメージしがちですが、オフラインマーケティングもリード獲得に非常に効果的です。
展示会・イベント出展
展示会・イベント出店は非常に効果的なリード獲得施策です。業界の展示会やイベントに出展し、ブースでの対話や資料配布を通じてリードを獲得します。
この場では、認知・興味を持っている方から比較検討中のユーザーまで、幅広いセグメントのリードを得ることができます。また、商品カテゴリーに関心がある、または情報収集に来ている人が多く集まるため、短期間で多くのリードを獲得したい企業にとって非常に効果的です。
対して
- 出店費用やリソースがかかりすぎる
- 効果測定が難しい
等のデメリットもあります。
状況に応じて、実施の可否を判断することが大切です。
テレビ広告
テレビ広告は非常にインパクトのあるリード獲得施策です。
直接的にリードの獲得につながるわけではありませんが、幅広くマスヘリーチしていくことで認知を一気に広げることができます。
これにより、気になった人がブランドを検索したり、お店を訪れることもあります。リーチできる数が多いために、そのインパクトも大きいのです。
具体的には、興味関心を持っている人や具体的に購入を検討している層まで幅広いセグメントのリードを獲得できます。
しかし、
- ほかの広告と比べて費用が掛かりやすい
- ターゲティングの精度が低い場合がある
という事実があります。
自社のマーケティング予算と相談しながら、最適な施策を選ぶようにしましょう。
セミナー/ウェビナー
リード獲得にはセミナー、オンラインの場合はウェビナーが大きな効果をもたらします。特に、共催セミナーを開催すると効果的です。
シナジーのある会社同士が、一貫性のあるテーマでセミナーを共同開催し、それぞれの会社で集客したリードを交換しあうというものです。
つまり、自社の知見や商品について何かしら情報を収集した状態のリードを獲得できるため、購入・受注確度も非常に高いといえるでしょう。
獲得できるリードには、興味を持っている人や比較検討中のセグメントが含まれます。
紙媒体広告
業界誌や専門誌、新聞などの紙媒体に広告を掲載し、リードを獲得する方法です。
テレビ広告と同じような「マス向けの広告媒体」として利用されることが多く、リード獲得に直接的につながる施策ではありません。
特に、その事業自体の市場が狭く、アプローチできるターゲットがほとんどいなかったり、高年齢層に向けたサービスを展開している際には、非常に効果的なマーケティングチャネルです。
ただ
- 広告費が高い
- リーチできる層が限られる
といった課題があります。
交流会
交流会も非常に重要なリード獲得施策の一つです。さまざまなバックグラウンドを持つ人が集まり、互いの商品やサービスを紹介し合います。
一度に多くの人と名刺交換ができるため、短期間で多くのリードを獲得することが可能です。
デメリットとしては、
- 参加にコストがかかる
- 他社からの強引な営業を受けることがある
等があります。
パートナーシップ
パートナーシップを結ぶことも、リード獲得の一つの有効な施策といえます。
パートナーと連携して施策を進めることで、自社のリソースをほとんど使わずにリードを獲得できる利点があります。
ただし、パートナーが実績を出すかどうかは不確かというデメリットもあります。
これらの施策は、単独で実施するよりも、複数の施策を組み合わせて統合的に展開していきましょう。
自社の目標やターゲット、リソースなどを考慮し、最適な組み合わせを見つけることが重要です。
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リード獲得を成功させるポイント
効果的なリード獲得戦略を立案・実行するためには、いくつかの重要なポイントがあります。
ここでは、リード獲得を成功に導く7つのカギについて詳しく解説します。
自社の過去施策から歩留まりを求める
自社が過去に実施したリード獲得施策の効果を詳細に分析し、その歩留まりを算出することで、今後の施策の効果予測や課題の特定に役立てることができます。
歩留まりを計算するには、下記の手順に沿って実施できるとベストです。
- 最終的なゴール(リード獲得)までのプロセスを可視化する
- プロセス内の各転換点を明確にする
- 各転換点の転換率を計測する
この転換率こそ歩留まりであり、リード獲得のPDCAを回し、最適化していく上での必要最低限の要素となります。
上記のイラストを例にして歩留まりの特定に生かしていきましょう。
過去実施した施策の中で、特に歩留まりが良かったものに関しては、入念に原因を分析し、その知見をほかの施策へ横展開していくことが重要です。
歩留まりの特定には、ユーザーの行動とリード獲得までのプロセスを描き切ることが非常に重要です。まずは順を追ってユーザーの行動と、自社が仕掛ける施策をプロセスで分解して表現することから始めましょう。
プロモニスタを運営しているウィルゲートはSEOでのリード獲得に強い会社です。
チャネルの特性を理解して、適切な改善を実施する
リード獲得ではチャネルの特性を理解し、適切な改善を行うことが非常に重要です。
特に、私たちユーザーはAISCEASというフレームワークをもとに商品を比較検討しています。
それぞれのフェーズにはそれぞれに適切なチャネルが存在しているのです。
ただすべてを理解するのは至難の業であるため、ここでは「PESO」という概念を紹介します。
PESOとは、Paid、Earned、Shared、Ownedの4つのメディアの頭文字を取った言葉になり、ほとんどのマーケティングチャネルが大別されます。
それぞれの例と働きは下記の通りです。
- Paid Media:広告をはじめとした認知に強みを持つメディア
- Earned Media:PRなどのユーザーからの信頼獲得に強みを持つメディア
- Shared Media:SNSなどのユーザーの興味喚起。購入意向の促進に強みを持つメディア
- Owned Media:ブログなどのユーザーへの商品・ブランド理解の促進に強みを持つメディア
改善を行う際にも必ずこの4つに大別されたメディアを中心に行いましょう。
よくある失敗例として、認知拡大のために闇雲にSNSを活用するケースがあります。
SNSは興味喚起や購入意向の促進には強みがありますが、単に認知拡大だけを目的とするには適していません。効果を最大化したい場合は、広告を使った施策を検討するほうが効果的です。このように、適切なチャネルを把握することは、改善活動の成果にも大きく影響します。
WhoとWhatを常に突き詰めて考え続け、最適化を探し続ける
リード獲得の成功には、ターゲット(Who)と提供価値(What)の明確化が不可欠です。これらを定期的に見直し、最適化することで、より効果的なリード獲得が可能になります。
自社の商品やサービスの購入者は一人ひとり異なり、感じる価値や不満もさまざまです。そのため、多様なユーザーのニーズを把握することが重要です。
そのためにも
- どんな人が自社の商品・サービスを買ってくれるのか
- その人が行動したくなる情報や訴求は何か
を日々のリード獲得施策で突き詰めていきましょう。
PDCAを回せる体制とリソースを整えられる
リード獲得で成果を出すためには、PDCAを回せる体制とリソースの確保が必要不可欠です。
企業にとって、少ない工数で成果が出る状態は理想的ですが、リード獲得で成功を収めるには、長期的にPDCAを回すための実行リソースがどうしても必要です。
そのため、施策に取り組む際は、リソースがしっかりと確保された状態を作るよう意識しましょう。
加えて、ただリソースだけ準備していてもリード獲得を推進することはできません。それぞれの人員に対して役割を設けましょう。
特に、各チャネルの責任者を設けることは必須事項です。必ずチャネルごとにディレクションを行い、成果に責任が持てる人材をアサインしましょう。
リソースが不足する場合は、一部を外注することも検討してみてください。特にSEOなど、専門的な知見とリソースが求められる施策は、早期に外注するのが得策です。
外注も一つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
弊社ウィルゲートが実際に支援した企業様は、弊社からプロの編集者・ライターを派遣し、体制構築を行うことで、トラフィック量を10倍にまで伸ばすことができました。
またSEO対策の難易度が高いYMYL(医療や投資などのユーザーの人生にかかわる領域)に該当する領域でしたが、質の高いコンテンツによって上位化を実現できました。
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ターゲットの温度感にあったコンバージョンポイントを設置する
ターゲットの温度感にあったコンバージョンポイントを設置することも意識しましょう。
例えば、まだニーズが顕在化していないユーザーに対して、いきなり商談を打診するようなCTA(コール・トゥー・アクション)を設置しても、行動を喚起することは難しいでしょう。
このようなユーザーには、求めているノウハウをまとめたホワイトペーパーなどをダウンロードしてもらい、段階を踏んでもらうことが非常に重要です。
このようなコンバージョンポイントを考える際は「階段設計」の考え方が非常に重要です。
階段を3段・4段と飛ばして上がるのが難しいように、ユーザーへのオファーも段階を踏む必要があります。
一段ずつ、相手の求める情報を渡していき、少しずつ温度感を高める意識を持ちましょう。
下記に階段設計を作成する際のコンバージョンポイントを用意しました。ぜひ、参考にしてみてください。
- 認知段階
- ブログ記事
- インフォグラフィック
- 短い動画コンテンツ
- 興味段階
- ホワイトペーパー
- eBook
- Webセミナー
- 検討段階
- 製品比較ガイド
- デモンストレーション動画
- ケーススタディ
- 購入段階
- 無料トライアル
- 個別相談
- 詳細な価格情報
リード獲得単価や費用を細かく考慮する
効率的なリード獲得を実現するためには、リード獲得単価(Cost Per Lead: CPL)や関連費用を細かく分析し、最適化を図ることが重要です。
1件のリードを獲得するまでにいくらのコストをかけているかで、自社の行っているリード獲得施策の効率を計測し続けましょう。
そのためにはまず、上限CPLを設定します。この上限CPLを超えてしまうと施策としては成果が見込めないものだと判断できます。
上限CPLを超えないような施策を考案し、CPLを抑える施策を見つけることが担当者の重要な目標の一つといえるでしょう。
中には、CPLが高く質の高いリードを獲得できる施策と、CPLは低いがリードの質にばらつきがある施策の2種類があります。
これらを適切にバランスを取りながら組み合わせることで、全体の効率を向上させることが可能です。
リード獲得から顧客化までの流れを理解し、適切にシナリオを設定できる
リード獲得は、顧客獲得プロセスの一部に過ぎません。リード獲得から最終的な顧客化までの全体の流れを理解し、適切なシナリオを設定することが重要です。
リード獲得が目的化すると、量にこだわり過ぎてターゲット層から外れたリードやコールドリードばかりを集めてしまうことがあります。これを「部分最適」と呼びます。全体のマーケティング戦略の一部としての視点が薄れると、獲得したリードが売上に結びつかない可能性もあります。
そのため、商品・サービスの受注や購入までの全体像を把握し、リード獲得に取り組むことが大切です。これを部分最適の対極にある「全体最適」と言います。
「現在の施策が、全体のマーケティングの中でどの位置づけにあるか」を意識する全体最適な視点が非常に重要です。
以上の7つのポイントを押さえ、継続的に改善を重ねることで、リード獲得の成功率を高めることができます。
これらのポイントは、商品カテゴリーや市場環境、顧客ニーズに応じて変化するため、状況に応じた柔軟な対応が求められます。
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ウィルゲートで成果の出たリード獲得施策
リード獲得の施策は数多く存在しますが、ゼロから始めるのは難易度が高いといえます。
そこで、ここからは弊社ウィルゲートが実際に行っているリード獲得施策についてお話しします。
リード獲得
弊社では、「リード獲得」と「リードナーチャリング」の2つを連携させる形で施策を運用しています。
まずは、リード獲得について解説していきます。
ブログ・記事コンテンツ:プロモニスタ
ウィルゲートは自社メディアとして「プロモニスタ」を運営しています。
弊社のメディアは、基幹事業であるSEO(検索エンジン最適化)に関する知識を発信しており、特に「SEO対策」というビッグキーワードで1位を獲得するなど、SEOに関するトップクラスの知見を提供しています。
このメディアを通じて、SEOに課題を抱えているユーザーを集客し、ホワイトペーパーを用いてリード化を図っています。
最近のホワイトペーパーでは、近年Web業界で注目されている生成AIについて、「生成AI×SEO対策」に関する内容を取り上げていたりします。
1『SEOコンサルティング』:サイト全体の戦略設計からプロが伴走
2『SEO内製化支援プラン』:正しいSEOの知識で内製化を実現
3『Webコンサルティング』:サイト改善によるCV創出で成果最大化
SNSでのコンテンツ:ソーシャルセリング
ウィルゲートはSNSの運用にも注力しており、主にX(旧Twitter)とFaceBookに注力したコンテンツ発信を行っています。
例えば弊社の専務吉岡は、現在
- X(旧Twitter)フォロワー約5万人(@seoamigo)
- FaceBook友達 約1万人以上
と幅広いネットワークを形成しています。
加えて実績としても、月4時間稼働で50アポ獲得という驚異的な数字を達成しています。
動画コンテンツ:(Youtube)びじおたチャンネル
弊社の専務吉岡はYouTubeを活用した発信にも取り組んでいます。
YouTube上で「ビジネスおたくチャンネル」にて、勢いのある社長や役員の方をお呼びしてビジネスの極意をお話いただくというチャンネルです。
リスティング広告:TACT SEO
ウィルゲートが運営するSEOツール「TACT SEO」」は一部リスティング広告を回してリード獲得を行っています。
TACT SEOはフリーミアムプラン(無料で利用できる機能)を提供しており、まずは無料で機能を体験してもらった後に有料化を検討してもらうよう促しています。そのため、まずは無料登録者を最大化する施策を重視しています。
プロモニスタを活用したSEO対策とリスティング広告の2つの施策を走らせ、無料登録者数を最大化させています。
リードナーチャリング
弊社ウィルゲートは、リード獲得だけでなく、リードナーチャリング(見込み顧客の育成)にも注力しています。特に、このリードナーチャリングに強みを持っていますので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
メールマガジン:ウィルゲートのメールマガジン
ウィルゲートではメールマガジンも運用しています。
主にキャンペーンや機能リリースのお知らせや専務吉岡が中心となって開催しているウェビナーへの集客メールを配信しています。
また、メールを顧客に対して配信しダイレクトでアポを獲得するような施策なども走らせています。
ウェビナー:専務吉岡のSEO対策セミナー
ウェビナーはウィルゲートの一つの強みでもあります。
2020年のコロナウイルスの流行によって、オフラインのマーケティング施策が一切止まってしまったことを機に、ウェビナー施策に注力をはじめました。
徐々に集客やアポを獲得できるようになり、今では年間15,000人を集客し、毎月1,000万円の新規受注を生み出すまでに成長しました。
SEO対策に関するナレッジを中心に、オウンドメディア戦略やBtoBマーケティングなど幅広いテーマを深堀しつつお話しています。
定期的に開催しているので、興味のある方はぜひ下記リンクからご応募ください!
また、ウィルゲートのウェビナーノウハウをインストールするコンサルティングサービスも提供しています。
- リードは獲得できるが、なかなか商談化しない
- ウェビナーから商談化が進まない
- リードナーチャリングの体制を整えたい
という方はぜひ一度、無料相談してみませんか?
ホワイトペーパー:AI時代のSEO攻略ガイド
弊社はホワイトペーパーの作成にも力を入れています。
SEO対策で使えるチェックリストや、AI×SEOの時流に乗った最新のホワイトペーパーを用意しています。
これらのホワイトペーパーは、SEO対策に課題がある業務担当者やこれからオウンドメディアに投資していきたいと考えている経営層のニーズに刺さるコンテンツとなっています。
- SEO対策をこれから始めていきたい
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と考えている方はぜひ下記のリンクから資料をダウンロードしてみてください。
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事例コンテンツ
先ほど紹介したプロモニスタの中で、実際にサービスを検討してくださっている人に向けた「事例コンテンツ」も充実させています。
- SEOコンサルティング
初めてのSEO対策で10位以内キーワードが50個以上増加!コンサルタントとの伴走で着実に積み上げた成果 - SEOツール「TACT SEO」
大手の参入で落ち込んだ検索順位が1位に返り咲き、売上4倍を記録。「TACT SEO」活用+SEO内製化支援プランを導入し、コロナ禍で競争激化した副業マーケットで成果を出した事例 - ライターチームの構築「EDITORU」
経験豊富な編集者とタッグを組み、月40本×2年間で960記事達成、セッション数が約50倍に! - ソーシャルセリング
X(旧Twitter)支援コンサルティングを導入し、4か月で5000フォロワー超を獲得。競合ひしめく転職人材マーケットで「経営者アカウント」を再び成長軌道に乗せた事例
リード獲得にはSEO対策がおすすめ
リード獲得のための様々な施策がある中で、SEO(検索エンジン最適化)対策は特に効果的な手法の一つです。
SEO対策を適切に行うことで、持続的なリード獲得が可能となり、長期的な事業成長につながります。
ここでは、SEO対策がリード獲得に効果的である理由を3つの観点から詳しく解説します。
集客資産を構築できる
SEO対策の大きな利点の一つは、持続的な集客が可能な「資産」を構築できることです。一度上位表示を獲得すると、継続的にトラフィックを得ることができます。
これは、費用を払ってトラフィックやコンバージョンを得る広告とは異なり、SEOが成熟すれば、ほぼコストゼロでリードを獲得できる点が特徴です。
まさに、これこそがSEO対策の最大のメリットといえるでしょう。
弊社が支援したイベント機材のレンタル事業者様は、SEO対策に注力することで問合せが月2件から月30件近くまで増加。広告費を支援前の半分くらいまでコストダウンすることができました。
詳しくはこちらから
イベント機材のレンタル事業者が「TACT SEO」活用+SEO内製化支援プランを導入後、軒並み検索トップになり、問い合わせも10倍以上に増やせた事例。スピーディーに成果につなげる秘訣とは?
費用を抑えて、潜在層から顕在層までアプローチできる
SEO対策は、費用を抑えた状態で潜在層から顕在層までアプローチできる費用対効果の合いやすい施策といえます。
他のリード獲得の施策は、明確に顕在層に向けた施策と潜在層に向けた施策に分かれています。
他のリード獲得施策は、顕在層向けと潜在層向けで明確に分かれています。
例えば、リスティング広告は今すぐ客(顕在層向け)、バナー広告はそのうち客(潜在層向け)に分類されます。売上を最大化するには両方が重要ですが、どちらも実行するには大きな費用がかかります。
一方、SEO対策であれば、キーワード選定の段階でそのうち客(潜在層)と今すぐ客(顕在層)向けのコントロールが可能です。
このように、一つの施策で両方の層にアプローチが可能です。正しい方法で施策を実行できれば、費用対効果が高く、コストパフォーマンスの良い施策となります。
弊社が支援した湘南ゼミナール様は、顕在層に向けたSEO対策は充実させていたものの、潜在層へのアプローチまで拡大できていませんでした。弊社のノウハウを活用し、潜在層に向けた新規記事を作成したことで安定的なセッション獲得につなげることができました。
記事作成業務を90%削減し、コンテンツSEOを推進するツール
ブランディングにつながる
SEO対策は単なるトラフィック獲得にとどまらず、企業のブランディングにも大きく貢献します。
コンテンツを通じて、記事やページに訪れたユーザーに自社の思想や理念、重視している価値観を伝えることができるからです。
近年のGoogleは「そのサイトにしか出せない独自性」を高く評価し、上位表示のためには必ず裏付けのあるノウハウや体験に基づく新たな観点が必要になりました。
上位表示できるコンテンツは、そのサイトにしか出せない独自性を武器にしているといえます。上位化し、ユーザーの流入を得ているコンテンツは、ユーザーの興味に応えると同時に、自社の独自性を伝える役割も果たしています。
SEO対策を通じてブランド価値を高めることで、リード獲得だけでなく、長期的な顧客関係の構築につながります。
また、様々なキーワードで上位化し、常に目にする企業は、ユーザーの中で「業界のリーダー」として認識されやすく、商談や成約の際にも有利に働くでしょう。
まとめ
リード獲得の成功には、多様な施策の組み合わせと継続的な改善が不可欠です。
市場と顧客ニーズの変化に柔軟に対応しながら、長期的な顧客関係構築を目指しましょう。SEO対策は費用対効果が高く、持続的な集客に有効です。
リード獲得を全体のマーケティング戦略の一環として捉え、PDCAサイクルを回せる体制を整えることで、効果的なリード獲得と事業成長が実現できます。
ウィルゲート式SEOチェックリストプレゼント