meta keywords(メタキーワード)とは、HTML内に設置するメタタグの一つです。
SEO対策について知識をお持ちであれば、meta keywords(メタキーワード)をご存知の方もいるかもしれません。実際、記事を作成するたびに、meta keywords(メタキーワード)を設定する方もいると思います。
とはいえ、meta keywords(メタキーワード)という単語は知っているものの、その役割や具体的なSEO効果を詳しく知らない方もいるのではないでしょうか。
本記事では、meta keywords(メタキーワード)の概要や書き方、SEO対策の関係性について解説します。
「meta keywords(メタキーワード)の役割がよくわからない」
「meta keywords(メタキーワード)とSEO対策の関係性を詳しく教えて欲しい」
このような疑問・要望がある方はぜひ最後までご覧ください。
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meta keywords(メタキーワード)とは?
meta keywords(メタキーワード)とは、HTMLファイルのheadタグ内に設置するメタタグの一つです。
メタタグと一口に言っても、meta keywords(メタキーワード)以外に複数の種類があります。
- titleタグ
- meta description(メタディスクリプション)
- ビューポートタグ
- noidex・nofollowタグ
- OGPタグ
- 文字タグ
titleタグやmeta description(メタディスクリプション)について詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてご覧ください。
SEOに効果的なtitle(タイトル)タグの記述方法とは?
meta descriptionとは?SEO効果や書き方、文字数を解説!
メタタグとは?SEO対策に重要なタグの種類や書き方を詳しく解説
meta keywords(メタキーワード)は、ページの内容をキーワードで記載して、検索エンジンのクローラーにWebサイトの内容を伝える役割があったタグです。しかしながら、度重なるアップデートで検索エンジンがページ情報を読み取れるようになったため、現在はmeta keywords(メタキーワード)を設定する必要がなくなっています。
つまり、meta keywords(メタキーワード)は設定しても設定しなくても、検索順位には影響がないということです。
meta keywords(メタキーワード)とSEO対策の関係性は後述で詳しく解説するので、そちらもぜひご覧ください。
meta keywords(メタキーワード)の書き方
meta keywords(メタキーワード)の基本の書き方は、下記の形式で記述します。
<meta name=”keywords” content=”キーワード,キーワード,キーワード”>
上記の記述例のように、meta keywords(メタキーワード)に含めるキーワードが複数個ある場合は、該当キーワード同士をコンマ区切りでつなぎます。
複数と言っても、meta keywords(メタキーワード)の数は、基本的に3〜5個程度が最適です。例えば、「SEO対策」というキーワードを狙うのであれば、「やり方」「初心者」「費用」をmeta keywords(メタキーワード)として含めます。
もちろん、含めるキーワードは記事(コンテンツ)のテーマによって異なるので、適切なものを選ぶようにしましょう。
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meta keywords(メタキーワード)とSEO対策の関係性
meta keywords(メタキーワード)は、現在のSEOの検索エンジンのアルゴリズムにおいては、ランキングを決定する要因ではありません。
事実、2009年9月に発表されたGoogleのウェブマスター向けブログでは、Google公式からmeta keywords(メタキーワード)について下記のように言及されています。
Google のウェブ検索(Google.com 検索として知られている、数多くのユーザーが毎日使用する検索)では、キーワード メタタグは完全に無視されます。
現時点で Google 検索のランキングに影響が及ぶことはありません。
引用:Google検索セントラルブログ Google はウェブ ランキングにキーワード メタタグを使用しません
Google公式から正式に発表されてから、meta keywords(メタキーワード)の存在は長年無視され続けています。そのため、今後そのポリシーを変更する必要はないと考えられていますし、改めて使用する可能性は低いと併せて記載されています。
ではなぜ、meta keywords(メタキーワード)はSEOの評価指標において、無視されているのでしょうか。
meta keywords(メタキーワード)が無視されるようになった理由は、2000年代にmeta keywords(メタキーワード)に無関係なキーワードを記載するスパムが横行したことに関係があります。
以前の検索エンジンのアルゴリズムは、現代に比べてまだまだ精度が低く、meta keywords(メタキーワード)を多く含めるだけでSEO評価が向上する時代でした。そのような検索エンジンの穴につけ込み、無関係なmeta keywords(メタキーワード)を設定して、悪意のある手口で上位表示を獲得しようとするスパム行為が増えたのです。
そのような行為を良しとしないGoogleは、度重なるアップデートで検索エンジンの精度を上げて、meta keywords(メタキーワード)がなくてもページの情報を読み取れるようになりました。
そのため、現在はmeta keywords(メタキーワード)を無視していても、適切な検索順位が付けられるようになっています。
まとめ
本記事では、meta keywords(メタキーワード)の概要や書き方、SEO対策の関係性について解説しました。
meta keywords(メタキーワード)とは、HTML内に設置するメタタグの一つです。メタタグには、meta keywords(メタキーワード)以外にもtitleタグやmeta description(メタディスクリプション)などが存在します。
meta keywords(メタキーワード)は、以前のSEO対策では欠かせないメタタグだったものの、現在の検索エンジンのアルゴリズムにおいては、検索順位に全く関係がないと言われています。
実際にGoogle公式から言及されていることであるため、meta keywords(メタキーワード)がSEO評価に影響を及ぼす可能性はないと言えます。
検索順位で上位を獲得するにはそのようなテクニックよりも、読者にとって高品質な記事を作ることが重要です。
検索エンジンから高いSEO評価を受けるためにも、ユーザーファーストを意識した記事を作ることに注力しましょう。
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