QDD(Query Deserves Diversity)とは、SEO業界で広く使われている言葉で、検索クエリに対して検索エンジン(Google)が多様性のある解釈をして検索結果を返す傾向にあるのではないかとする説のことです。
例えば「who」というクエリで検索しているユーザーがいる場合、このユーザーが求めている情報にはいくつかの可能性があります。
「英語で誰という単語のwho」
「世界保健機関のWHO」
「浜崎あゆみのWHO(曲名)」
「イギリスのロックバンドのThe Who」などです。
多様な意味を持つ検索クエリに対して複数パターンを表示
検索エンジンは「who」という検索クエリだけでは、ユーザーがどのwhoについての情報を求めているのかを確定することができません。そのためこのような多様な意味を持つ検索クエリの場合、検索結果の1ページ目にはなるたけ色々なパターンの解釈結果を表示させるようにしているのではないだろうか?という説がでてきたのです。
世界最大の辞書サイトであるウィキペディアには、「曖昧さ回避のためのページ」というものが存在して、多様性を持つクエリでの検索結果の混乱を防ごというしていますが、Googleではこれと同じようなものが検索結果の1ページ目ではないかということです。
QDDはGoogleアルゴリズムなのか?
多くのサイトで、QDDというGoogleのアルゴリズムがあると説明されていますが、これは間違いで、Googleは今まで一度もそのようなアルゴリズムがあるということを明言したことはありません。しかし、普段使っているGoogle検索結果を見る限り、あながち間違いな説ではないとするのがSEO業界での大多数の意見です。
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