クオリティ アップデートとは、Googleがコンテンツの品質向上を目的にアルゴリズムを全体的に刷新したことです。
Googleはアルゴリズム更新をほとんど発表することはありませんが、2015年5月に行われた「クオリティ アップデート」はGoogleが認めた数少ない更新の一つです。
「広告・リンク・複製が多くオリジナル・コンテンツが少ない」「自動リンクプログラムといった検索エンジンを欺く行為」といった、低品質なサイトの評価を下げるものと考えられています。内容的には「パンダアップデート」に似ていますがパンダアップデートがサイトやページ単位の更新に対し、クオリティアップデートはアルゴリズム全体を対象としたアップデート(コア ランキング アルゴリズム)であることが明らかになっています。
その他の大規模アップデート
ペンギン/パンダアップデート
他の大規模更新には、特定のサイトやページを対象にした「ペンギンアップデート」と戦術の「パンダアップデート」があります。これらもアップデートが明らかになった数少ない例です。いずれも低品質なサイトの排除が目的と考えられています。
ベニスアップデート
検索結果にユーザーの位置情報を反映するGoogleのアルゴリズム刷新のことです。検索クエリにはお店のジャンルだけ入力し現在地付近の地名や駅名を入力せず検索すると、現在地付近のお店だけが結果表示されます。スマートフォンなど位置情報がわかるデバイスを利用している際は便利です。
ハミングバードアップデート
会話文のような検索クエリが入力されても文脈や背景を理解して検索結果を返すGoogleのアルゴリズム刷新のことです。「渋谷 ラーメン」と検索すると渋谷付近のラーメン店が表示されます。音声検索にも有効な技術です。
モバイルフレンドリーアップデート
スマートフォン利用に最適化されたサイトが、モバイルでの検索結果表示で優遇されやすくなると、Googleが公表したアルゴリズム刷新のことです。
Googleアルゴリズムのアップデートがリアルタイムに
ペンギンアップデートは以前手動で更新されていましたが現在は自動リアルタイム更新(コアアルゴリズム)になっており、事前にアナウンスされることはなくなりました。コアアルゴリズムの更新についてもGoogleは事前にアナウンスをするスタンスはとっていないため、Googleの発表を聞いてから急いで対応するという緊急策が取りづらくなりました。
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