SEOチェキとは無料で使えるSEOツールです。
簡単な操作で、SEO対策に必要な項目を自動で調査してくれます。
初心者にとって使い勝手の良いツールですが、次のように感じる方もいるのではないでしょうか。
「SEOチェキの使い方がわからない」
「調査項目がたくさんあるけど、どこを見たら良いかわからない」
そこで本記事ではSEOチェキの使い方や機能性を解説します。
調査項目の意味を理解し、SEO対策に役立ててください。
SEOチェキとは?
「SEOチェキ」とは、簡単にSEO対策に役立つデータを取得できる無料ツールです。
URLを入力すると、キーワードごとの順位計測や外部/内部リンクの数、インデックス数などを確認できるため、初心者でもSEO対策がしやすくなります。
無料で利用できますが、1IPアドレスあたり1日200回までという利用回数制限があります。
SEOチェキの特徴
SEOチェキはSEO対策を始めたばかりの初心者にもおすすめのツールです。
SEOチェキには主に以下の特徴があります。
- 使い方が簡単
- ブックマークレット機能がある
SEOチェキは簡単に、かつ短時間でサイトの分析が可能です。またSEO対策に重要なチェック項目を自動で取得して結果を表示してくれるため、SEO対策を始めたばかりの方でもサイトの特徴を簡単に把握することができます。
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
使い方が簡単
SEOチェキの一番の大きな特徴は簡単な操作性です。
サイトにアクセスし、調査したいURLを入力するだけで、SEOに関するデータを一括で取得できます。
会員登録したり、データをダウンロードしたりする必要がなく、1分ほどですぐに調査結果が表示されます。
SEOツールは有料のものも多いですが、SEOチェキは無料なうえにチェック項目も多いため、初心者でも使いやすいツールとなっています。
ブックマークレット機能がある
SEOチェキにはブックマークレット機能があるため、調査の手間を省くことができます。
ブックマークレット機能とはブックマーク上に利用頻度の高いプログラムを設置し、Webブラウザ上で機能を呼び出して使うことができる拡張機能のことを指します。
SEOチェキにもブックマークレット機能があり、調査したいサイトを開いた状態で、ブックマークした「SEOチェキ」をクリックすると、開いたサイトを自動で調査してくれます。
調査URLをコピーして、SEOチェキのサイトにアクセスしてURLを貼り付ける手間がなくなるため、調査がしやすくなります。
調査結果画面の下の方にスクロールすると、ブックマークの登録方法が書いてあります。
SEOチェキのブックマークレット機能を使いたい方は、参考にしてブックマーク登録してください。
SEOチェキの使い方について
SEOチェキでは以下の手順でURLの調査結果を表示させることができます。
- 「SEOチェキ」のサイトにアクセスする
- 調査したいサイトURLを入力ボックスに入れる
- 「チェック!」ボタンを押す
以上の簡単な操作で調査結果を取得できます。
SEOチェキのチェック項目
SEOチェキでは、SEO対策に重要な以下の項目を調査できます。
- title・meta description・meta keywords・h1タグ
- 発リンク数(内部リンク・外部リンク)
- 最終更新日時・ファイルサイズ・読込時間
- Alexaランキング
- Google・Yahoo!のインデックス数
- 利用ホスト
- ドメインの登録年月日
- Facebookの「いいね!」の数
- ソーシャルブックマーク登録数
- 検索順位
- キーワード出現頻度
- Whois情報
- HTTPヘッダ情報
SEOに直接的に影響しない指標もありますが、いずれもサイトの特徴を知る上では重要な調査項目です。
それぞれのチェック項目の見方について解説します。
title・meta description・meta keywords・h1タグ
SEOチェキではSEO対策において重要なタグを確認することができます。
それぞれの役割は以下の通りです。
- titleタグ
ページのタイトルを示すもの
- meta description
ページに書かれた内容について簡単に要約した文章。検索結果画面上でタイトルの下に表示されることが多い
- meta keywords
どんなキーワードと関連したページなのかを示すタグ
- h1タグ
ページにおいて最も重要な見出しタグ
上記タグは、どんな事柄について書かれたページなのかを示す重要なタグです。
特にタイトルタグはSEO評価に大きくかかわるものなので、競合サイトのタイトルタグに注目してください。
▼各種タグについて詳しく知りたい方はこちら
SEOに効果的なtitle(タイトル)タグの記述方法とは?
meta descriptionとは?SEO効果や書き方、文字数を解説!
h1タグとは?SEO効果と5つの使い方を解説
meta keywords(メタキーワード)とは?SEO対策との関係性を解説
発リンク数(内部リンク・外部リンク)
発リンク数をチェックすることで、内部リンク(サイト内にある同ドメインのリンク)と外部リンク(外部サイトドメインに発リンクしているリンク)の数がわかります。
内部リンクはTOPページやカテゴリTOPページなど、とくに評価されたいページに集めるのが理想的です。意図しないページに内部リンクが集まってしまっていないかSEOチェキを使って調査しましょう。
リンク先のタイトル・URL・nofollowタグの有無も確認できます。
nofollowタグはGoogleのロボットにリンクを辿って巡回しないよう指定するタグです。評価されたいページへのリンクにnofollowタグが設定されてしまっていると、ロボットが巡回してくれなくなってしまうため、誤ってnofollowタグが設定されてしまっていないか確認しましょう。
▼リンクやnofollowタグについて詳しく知りたい方はこちら
内部リンクとは?役割やSEO(検索エンジン最適化)対策への効果
最終更新日時・ファイルサイズ・読込時間
最終更新日時は調査ページが最後に更新された日、ファイルサイズや読み込み時間はページの表示速度に関わる指標です。
読み込み時間が長いとページの表示速度が遅くなり、ユーザーの利便性を損ねてしまいます。Googleは2018年に”ページスピードアップデート”を実施するなど、ページの表示速度をSEOの重要な指標としてとらえています。
ページ表示速度が遅いままではSEO評価低下につながってしまうため、3秒以上読み込みに時間がかかっている場合は改善策を講じるようにしましょう。
▼ページの表示速度ついて詳しく知りたい方はこちら
ページ表示速度の計測・改善方法|Googleが重視する理由と対策
Alexaランキング
Alexaランキングはアメリカの企業が全世界のWebサイトを対象にしてアクセスの多い順にランキングしたものです。
ランキングで調査URLが何位に位置するかが表示されます。
AlexaランキングはSEO評価に直接かかわる指標ではなく、順位が高いほどアクセス数が多いサイトと言えます。
SEO対策によってアクセスが増えれば順位が高くなっていきますが、あくまで参考程度に活用してください。
Google・Yahoo!のインデックス数
SEOチェキでは、Google、Yahoo!の検索エンジンにインデックスされたページ数も調べることができます。
インデックス数とは、検索エンジンがデータベースにページを登録した数のことを指します。検索エンジンは、インデックスしたページの中から検索結果に表示させるページを選んで並べています。
つまりインデックス数が多いほど規模が大きなサイトと言えますが、数が多いだけでは不十分です。個々のページの品質も重要となるため、質の高いページのインデックス数を増やすよう心がけましょう。
▼インデックスについて詳しく知りたい方はこちら
利用ホスト
利用ホストでは、ホームページが設置されたサーバーのIPアドレスがわかります。
利用ホストの違いがSEO上に大きな影響を与えることはありません。
ドメインの登録年月日
ドメインの取得年月日はサイトの運営年数に紐づくものです。
公式ではドメインの年数はSEO評価上では関係ないとされていますが、2~3か月以内に取得されたドメインよりも3年以上前から存在するドメインの方が評価がつきやすい傾向があります。
競合をはじめに調査する際は、このドメインの登録年月日もチェックしておくようにしましょう。
Facebookの「いいね!」の数
Facebookで調査ページがどれほど”いいね”を押されているかも見ることができます。
Facebookの”いいね”の数は、SEOに直接的な影響はありません。
しかしコンテンツがどれだけ拡散されているか(=拡散したいとユーザーに思われているか)を知ることで、コンテンツの改善に役立てることができます。
定期的にチェックするようにしましょう。
ソーシャルブックマーク登録数
ソーシャルブックマーク登録数では、Twitterやはてなブックマークなどでどれほどシェアされたかがわかります。
ソーシャルブックマーク登録数も、Facebookのいいね!の数と同様に、SEOに直接影響するものではありません。
ただし、シェアが多いほどサイテーション(サイト名やサービス名、企業名がインターネット上で言及されること)が増えることになります。
サイテーション数のSEOへの影響について公式には明言されていませんが、検索順位に影響する可能性もあるため、シェアされる数を増やしていけるようコンテンツの質改善に取り組みましょう。
検索順位
SEOチェキでは1度に3つのキーワード順位が確認できます。
GoogleとYahoo!のそれぞれの検索順位が表示されます。
Googleは10位以下も表示してくれますが、Yahoo!では11位以下の場合は”11位以下”と表示されるだけで、詳しい順位は把握できません。Yahoo!で詳しい順位を知りたい場合は実際に検索してみると良いでしょう。
キーワード出現頻度
キーワード出現率とは、対象となるワード(単語)が、Webページ内にどのくらいの頻度で出現しているかを表す割合のことです。
例えば総単語数が2,000単語のページで、”SEO”の単語の登場回数が80回だったとき、”SEO”の単語のキーワード出現率は4%となります。
テーマと関連性のある単語のキーワード出現頻度は0よりも高い方が望ましいですが、増やしすぎには注意が必要です。
検索ロボットもテキストの認識レベルが上がっており、不自然な文脈でキーワードを盛り込もうとすると、かえって悪い評価を得る可能性があります。
あくまで自然な流れでキーワードを含有できるようにしましょう。
▼キーワード出現率について詳しく知りたい方はこちら
キーワード出現率とは?SEOとの関係性や出現率の調べ方を解説
Whois情報
SEOチェキでは、Whois情報をチェックすることができます。
Whois情報とはドメインの所有者や、登録年月日などを記載した情報のことを指します。
とくに登録年月日から、何年ほど運営が続くサイトか確認できます。
HTTPヘッダ情報
「HTTPヘッダ情報」では、HTTPレスポンスヘッダ情報を確認できます。
サーバー情報やHTTPプロトコルのバージョンなど詳細を確認できます。
HTTPヘッダ情報の確認からSEO対策につながることはなかなかありませんが、競合の把握には活用できるため、初めて調査するサイトなどは一度目を通しておくと良いでしょう。
まとめ
ここまでSEOチェキについて解説しました。
SEOチェキは無料で簡単に使えるツールです。
URLを入力するだけで簡単に調査結果が表示されるうえ、ブックマークレット機能もあるため、初心者に使いやすいSEOツールです。
SEOチェキでは下記の項目をチェックできます。
- title・meta description・meta keywords・h1タグ
- 発リンク数(内部リンク・外部リンク)
- 最終更新日時・ファイルサイズ・読込時間
- Alexaランキング
- Google・Yahoo!のインデックス数
- 利用ホスト
- ドメインの登録年月日
- Facebookの「いいね!」の数
- ソーシャルブックマーク登録数
- 検索順位
- キーワード出現頻度
- Whois情報
- HTTPヘッダ情報
いずれもSEO評価改善や、競合調査に役立つ調査項目ばかりです。
無料で1日200回まで調査できるため積極的に活用し、サイト改善に役立ててください。
SEOに関して、何から着手すべきかわからない、なかなか成果がでないなどのお悩みがございましたら SEO無料相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。