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SEO対策チェックリスト大公開!プロ監修の「たった一人で」上位化できる完全ガイド!~最新版~
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こんにちは!プロモニスタ編集部の平嶋(@pingdaolintail1)です。

SEO(検索エンジン最適化)は常に進化し続けています。そこで2024年の最新トレンドに合わせて、効果的なSEO対策を実施するためのチェックリストを作成しました。

加えて、より本格的にSEO対策に取り組んでいる人のための本格的なSEOのチェックリストもご用意しています。

手元にリストを残しておきたい方はぜひともダウンロードを、「今すぐチェックしてみたい!」という方は読み進めていただけると幸いです。

どのサービスで悩みを解決しますか?

1『SEOコンサルティング』:サイト全体の戦略設計からプロが伴走
2『SEO内製化支援プラン』:正しいSEOの知識で内製化を実現
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【内部対策・テクニカルSEO】URLに関するチェックリスト

まずは内部対策・テクニカルSEOにおけるURLに関するチェックリストについて解説していきます。

1. 「index.htmlあり/なし」「www あり/なし」「http/httpsあり/なし」が正規化されているか

URL正規化は、同じコンテンツに対して複数のURLが混在することを防ぐ施策の一つです。

例えば、以下のURLはすべて同じページを指す可能性がありますが、検索エンジンにとってはそれぞれが異なるURLとして認識されてしまいます。

「index.htmlあり/なし」

  • https://www.example.com
  • https://www.example.com/index.html

「www あり/なし」

  • https://example.com
  • https://www.example.com

「http/httpsあり/なし」

  • http://www.example.com
  • https://www.example.com

正規化を設定していなければ、ユーザーや検索エンジンを迷わせてしまう他、第三者から外部リンクを受けた際に評価が分散されてしまいます。

適切な外部リンク評価を受けるためにも正規化は重要なポイントといえるでしょう。

2. 重複コンテンツへの対策はできているか

SEOチェックリスト_重複コンテンツは301リダイレクト・canonical・robots.txtで対策する

重複コンテンツとは、同じコンテンツがサイト内、サイト外に限らず異なるURLで表現されている状態を指しています。

この状態では評価分散を引き起こし、Googleから適切にコンテンツが評価されにくくなります。よってSEO効果も低下してしまうため、早急に対処することが重要です。

対策として、以下の方法が効果的です。

詳しい設定方法に関しては「SEO対策で重複コンテンツを避けるべき理由は?対処法も併せて解説」にてご紹介しています。

3. サイトマップを作成し、アップロードできているか

サイトマップを作成することで、検索エンジンとユーザー双方へサイトの内容を分かりやすく伝えることができます。

これにより

  • Googleのクローラビリティが向上し、新規作成したコンテンツが認識されやすくなる
  • 来訪したユーザーの回遊率を高め滞在時間が上がる

というメリットがあるのです。

さらに、サイトマップには大きく「HTMLサイトマップ」と「XMLサイトマップ」の2種にわかれています。

それぞれ、HTMLサイトマップはユーザビリティを向上させることを、XMLサイトマップは検索エンジンに更新情報をインデックスさせることを目的としています。

SEO対策の観点から優劣はなく、どちらの種類のサイトマップも設定しておくことをおすすめします。

具体的な設定方法に関しては「サイトマップとは?役割、SEO効果と作成方法を解説」「XMLサイトマップとは?役割やSEO効果、作成方法を解説」でご紹介しています。

ぜひ閲覧してみてください。

4. WebサイトがHTTPS(SSL)に対応しているか

SEOチェックリスト_セキュリティ(SSL化)できているか?

WebサイトをHTTPS(SSL)に対応させることで、アクセスするユーザーの安全性が保護され、Googleからの評価が高くなります。

具体的な対応は「http://●●」を「https://●●」に変更することです。

2014年にGoogleは、「SSL化を検索順位を決定する要素の一つにする」と表明しています。

アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様にHTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。

実際に、2015年にウィキペディアが常時SSL化を導入したことで、様々なWebプラットフォームがSSL化を実施、2019年には検索結果に表示されるWebサイトの93%がSSL化を完了しています。

もしあなたのサイトがSSL化をできていない場合は、早急に対応する必要があるでしょう。SSL化に関する費用等は「Googleが全面支持する「常時SSL」のSEO対策への影響とは」にて詳しくご紹介しています。

5. 内部リンクが適切に設定されているか確認する

SEOチェックリスト\内部リンク構造

内部リンクの設置はSEO対策において非常に重要な施策になります。主な効果としては、

  • Googleのクローラーの回遊を促進できる
  • 検索結果で上位化したいページをGoogleで認識させられる
  • ユーザーのサイト内の回遊を助ける

といったものがあります。

特に、「Googleのクローラーの回遊を促進する」メリットは非常に大きく、執筆した記事がGoogleにインデックスされるかどうかに影響する非常に重要なポイントです。

Googleはページをクローリングする際には、既存のページから内部リンクを伝うようにして新規記事へと動いていきます。つまり、内部リンクとして新規ページを貼っていなければ、記事を公開したとしてもクローラーが回ってくれることはありません。

さらに、内部リンクにはGoogleからの評価を集中させる働きもありため、最も上位化したいページをGoogleに伝えることも可能です。

このように適切な内部リンク構造は、ユーザビリティとSEOの両方に大きな影響を与えます。設置する際に意識するとよい点は以下です。

  • 関連性のあるページのURLをリンクする
  • 記事の文脈似合うように自然な流れで設置する
  • 過度に設置しすぎない(スパムとして認識される)

内部リンクに関する詳細は「効果的な内部リンクの設計方法とは?上位表示に必要な理論と実例をご紹介」にてご紹介しています。

実際の弊社の事例

弊社が実際にご支援した結婚情報サイトを運営する企業様は、検索順位が落ち、大幅にPV(ページビュー)が落ちてしまったことに課題を持たれていました。そこで、内部リンクをつなぐことでメイントピックとの関連性をGoogle に伝える施策(トピッククラスター)を実施し、2ヶ月で、ユニークユーザー数157%UP、PV数161%UP、50位に落ち込んだ記事が10位以内に回復するなどの成果につなげました。

6. URLの構造がユーザーにとってわかりやすくシンプルか

URL自体がSEO評価に影響をもたらすのは微々たるものですが、URLの構造をユーザーフレンドリーにしておくことは、ユーザー体験の観点から重要です。

特に下記のポイントをもとにURLを生成できるとよいでしょう。

  • キーワードを含める
  • 短くシンプルにする
  • 読みやすい単語を使用する
  • 不要なパラメータを避ける

またURLについては具体的な良い例と悪い例を提示しておきます。下記を参考に自社URLを見直してみましょう。

悪い例:https://example.com/category.php?id=123&product=456
良い例:https://example.com/electronics/smartphones/iphone-12

ただ、現状URLが複雑になってしまっている場合は、むやみにURLを変更する必要はありません。

GoogleはURL単位でページを認識しているため、今のURLを変更してしまうと、ページの評価がゼロに戻ってしまいます。必ずリダイレクト処理を行える体制を整えたのち、無理のない範囲で変更していくことをおすすめします。

【内部対策・テクニカルSEO】タグに関するチェックリスト

URLの最適化に続いて重要なのが、HTMLタグの適切な使用です。タグは検索エンジンにページの構造と内容を理解させるための重要な要素です。

これから紹介する以下の4つのポイントを確認しましょう

1. 異なるページ間でtitleタグが重複していないか

titleタグは、検索結果ページ(SERP)に表示されるタイトルを定義する重要な要素です。各ページで一意のtitleタグを使用することが重要です。

検索エンジンはtitleタグを重要なランキング要因として扱っています。そしてタイトルを「ユーザーが各ページをそれぞれ検索結果で区別するための手がかり」とします。

つまり、タイトルがあまりにも重複してしまっていたり、同じものを使い続けている場合、Googleもユーザーも検索エンジンの区別がつかない状態に陥ってしまいます。

これにより、同一のページとみなされてしまい、評価分散やユーザーの混乱を招いてしまう恐れがあります。

このことから、titleタグは非常に重要です。主に下記をチェックすると良いでしょう。

チェックポイント

  • 各ページのタイトルが一意であることを確認
  • キーワードが自然に含められているか確認
  • 他社のサイトと比べて自社のタイトルは可能な限り固有のものか

2. 画像に適切にaltタグが入れられているか

画像にaltタグを含めることは非常に重要なSEO対策の一つです。altタグの主な目的は画像が表示されない場合や視覚障害のあるユーザーのスクリーンリーダーで使用される代替テキストになります。

加えて、Googleが画像の内容を適切に理解するための役割もあります。

Googleは画像や動画といった複雑な情報を読み取ることが可能です。

しかし完璧に読み取るということはできません。そこでaltタグを使うことで正しく画像の内容を理解するのです。

これによって、画像を正しく認識するだけでなく画像検索にも表示することができます。altタグを設定するだけで新たなセッションの獲得が可能です。

ページ内に画像を入れる際は、altタグを入れるようにしましょう。詳しい設定方法や詳細の説明は「alt属性を記述するメリットとは?SEO効果や記述のコツを解説」でご紹介しています。

3. メタディスクリプションを設定しているか

メタディスクリプションとは、検索結果ページでタイトルの下に表示される短い説明文のことを指しています。

そして実のところ、サブスクリプションは直接的にSEOに影響を与えることはありません。それでも重要な理由はユーザー観点で、メリットが大きいからです。

メタディスクリプションには大きく下記のようなメリットがあります。

  •  クリック率(CTR)に影響を与える
  • 離脱率の減少につながる

メタディスクリプションが設定されている事で、検索結果の画面から「そのページがどんな内容を含んでるのか」を見ることができます。

ユーザーは記事に掲載されている情報を事前に把握できるため、よりよくわかりやすいメタディスクリプションはクリック率を押し上げます。加えて、メタディスクリプションに記載している情報と実際の記事本文にギャップがある場合、離脱が起きやすくなる可能性が高くなります。

よって、クリック率と離脱率の観点からもメタディスクリプションを整えておくことは非常に重要です。

メタディスクリプションの作成のポイントは下記になります。

  • 文字数を80字~120字で設定
  • 記事の内容を簡潔かつ具体的に示す
  • 狙っているキーワードを適度に含める
  • ユーザーに読むメリットを伝える

4. 一つのページに複数のh1タグが存在していないか

h1タグは、ページの主要な見出しを示す見出しタグで、Googleにページの内容を伝える重要な役割を担っています。

Googleは公式で「h1要素は、1ページの中で好きなだけ使っても良い。制限はなく、上限も下限もない」と述べており、基本的にh1の厳密な利用回数には制限がないという公式的な発表を行っています。

しかし、h1タグがページ内に複数あることは、いわゆるメインメッセージが複数あることと同義になります。

つまり、ページで伝えたいことが混同してしまうことで、Googleにサイト運営者が伝えたいことが適切に伝わらなくなってしまいます。

h1タグは1ページに1つ設置するようにしましょう。

実際の弊社の事例

実際に弊社が支援した海外旅行予約サイトを運営する企業様は、複数ページでの主要タグ(title、description、h1等)の重複を修正することで、トップ10キーワード数が270から345まで増加し、128%改善を達成しました。

 

【内部対策・テクニカルSEO】ユーザービリティに関するチェックリスト

ユーザビリティは、ユーザーエクスペリエンス(UX)の重要な要素であり、SEOにも大きな影響を与えます。

Googleは、ユーザーにとって使いやすいサイトを高く評価する傾向にあります。以下の4つのポイントを確認し、ユーザビリティを向上させていきましょう。

1. モバイルユーザービリティには対応できているか

SEOチェックリスト_モバイルユーザビリティ_レスポンシブデザイン

作成したページはパソコンはもちろん、スマートフォン、タブレット等全ての端末で閲覧しやすい状態を作ることが重要です。

PCユーザーの数をモバイルユーザーが大きく上回った昨今、Googleは「モバイルファーストインデックス」が評価対象になりました。

モバイルファーストインデックス導入以前は、PCページを基準として検索順位が決まっていました。しかし今ではモバイル優先の基準に変更されたのです。

つまり、スマートフォンに対応したデザインでなければ上位表示どころか、Googleにインデックスされることもありません。よって、モバイルファーストインデックスを意識した対策を行いましょう。

主に見ておくべきチェックポイントは下記です。

  • レスポンシブデザインの採用
  • モバイル版サイトの存在(適切な切り替え)
  • タップターゲットの適切なサイズと間隔
  • 読みやすいフォントサイズ

また、モバイルファーストインデックスをテストするツールもご紹介します。

モバイルファーストインデックスを意識したSEO対策を行っていきましょう。

2. 過剰なサブコンテンツ(ナビゲーション、検索フォーム、広告)がメインコンテンツを阻害していないか

SEOでは、ユーザーが求める主要なコンテンツにすぐにアクセスできることが重要です。

過剰なディスプレイ広告やナビゲーション、フォーム等のサブコンテンツを邪魔している場合、「ユーザーエクスペリエンス」の観点から評価が下落する可能性があります。

見てもらいたい、クリックしてもらいたいと思いすぎるあまり、ユーザーの体験を悪化させてしまうのであれば本末転倒です。下記のポイントを見つつ改善していきましょう。

  • 広告が過剰で、ユーザー体験を妨げていないか
  • ナビゲーションや検索機能が使いやすい位置に配置されているか
  • ユーザーに意図せずクリックしてしまうような場所にCTAを設置していないか

3. ページの表示速度を測定し、改善しているか

ページ速度は、ユーザー体験とSEOの両方に影響を与える重要な要素です。Googleは2018年に「ページの読み込み速度をランキングシグナルとして活用する」と公式に表明しました。

さらに、ユーザー観点からもページの表示速度が遅い事へのデメリットは非常に大きいです。KissMetrics社の調査によると「表示に3秒以上かかるページは40%以上のユーザーが離脱する」とも言われているのです。

つまり、検索エンジンの評価観点からも、ユーザー観点からもページ表示速度は非常に重要な対策項目ということがわかります。

Page Speed Insightという公式ツールを活用して、一度自社サイトの表示速度を確認してみましょう。

詳しいページ表示速度に関する計測方法や改善方法は「ページ表示速度の計測・改善方法|Googleが重視する理由と対策」にてご紹介しています。

【内部対策・テクニカルSEO】構造化データに関するチェックリスト

次に、構造化データに関するSEOのチェックリストについてお話します。

1. 構造化データを適切に記述できているか

構造化データとは、検索エンジンがWebページの内容をより正確に理解するためのコードのことを指しています。

適切に実装することで、検索結果でリッチスニペットとして表示されるようになる可能性があり、画像やレビュー、Q&Aといった形でユーザーが視覚的にページの内容を把握しやすくなります。

  • データ対応は推奨されるSchema.orgタイプを選択しているか
  • 必須プロパティがすべて記入されているか
  • ページの内容と構造化データが一致しているか

ただ構造化データはゼロから書き上げるのは非常に困難なため、下記のような支援ツールを活用することを推奨します。

実際に構造化データを実装する際の例は下記になります。

詳しい内容に関しては「構造化データによるマークアップのメリットや書き方、検証方法まで解説」をご確認ください。

【コンテンツ評価】キーワード対策に関するチェックリスト

続いて、コンテンツ評価に関するチェックリストをご紹介します。

ここではSEO対策で重要になる「キーワード対策」に関するチェックリストをご紹介します。

1.コンバージョンに近いキーワードから対策ができているか

SEOチェックリスト_キーワードはコンバージョンに近いところから

SEO対策ではコンバージョンに近いキーワードから順番に対策していくことがセオリーです。

コンバージョンに近いキーワードの例として、SEOサービスを提供する事業者であれば、「SEO ツール おすすめ」「SEO コンサル おすすめ」「SEO 記事代行」等があります。

これらのキーワードは、すでにサービスを検討しているユーザーが検索しているため、優先的に取り組むことで容易にコンバージョンを獲得できる可能性があります。

SEO対策は非常に長期的な施策になります。成果が見えるまでに時間がかかり、100本の記事を作成してようやく効果が表れ始めることもあります。

よっていち早く成果を出すためにも、コンバージョンに近いキーワードから優先的に対策することをおすすめします。

もしこれからコンバージョンに近いキーワードを選定したいと考えている場合、SEOツール「TACT SEO」を無料で活用してみてはいかがでしょうか?

実際の弊社の事例

 弊社でもコンバージョンに近いキーワードで記事を作成し始めたところ、10記事で資料ダウンロードが4件、問い合わせが1件と、成果が非常に早く現れました。

ドメインのパワーやコンテンツ力によって左右はされるものの、優先的にコンバージョンに近いキーワードを狙うことで、成果創出に比較的早くつながるでしょう。

2. 競合のSEO流入キーワードを調査できているか

競合の流入キーワードを把握し、それをもとに自社もSEO対策を行いましょう。

SEOは基本的に相対評価で決まります。競合に比べてコンテンツの品質や専門性、信頼性が勝っているかどうかで順位が決まります。

つまり、競合サイトとの差分をいかに埋めていけるかがポイントになります。

そこで、自社サイトの競合になりうるサイトを選定し、キーワードを抽出することで差分を明確にしていく動きが必要になります。

  • 被リンク評価・保有ページ数の2つに基づいて競合を選定できているか
  • 競合サイトのSEO施策やコンテンツ戦略は把握できているか
  •  選定した競合のキーワードをもとに、キーワードリストを作成できているか

競合サイトの分析は非常に難しく、人間の手では隅々まで調査することが非常に難しいです。よって、本格的に競合サイトを調査する場合は、競合調査ツールを活用するとよいでしょう。

3. 競合性を加味したキーワードの選定はできているか

SEO対策では、ただ狙いたいキーワードを選ぶのではなく、競合性を考慮し、上位表示の可能性が高いキーワードを選定することが重要です。

弊社は20年間にわたりSEO支援を行う中で、「思うようにキーワード順位が上がらない」というご相談を多くいただいてきました。その多くの原因は、キーワードの競合性を考慮できていないことです。

狙いたいキーワードを愚直に狙い続けることも一つの手ですが、「リソースを投下して現実的に上位化できるかどうか」も考慮することが大切です。

下記の観点をチェックすると良いでしょう。

  • 上位表示しているページの被リンク評価に大きな差分はないか
  • 記事かサービスサイトかどちらで上位化させるべきか明確にできているか
  • 継続的に新規記事作成・リライトを実施できる体制をつくれているか

4. キーワードに適したコンバージョンポイントの設定はできているか

SEO対策は、どうしても順位やセッションに意識が行きがちですが、それと同時にキーワードに適したコンバージョンポイントを設定できているかどうかも非常に大切です。

キーワードに適したコンバージョンポイントの例をお出しします。

例えば、「hタグとは?」というキーワードで記事を執筆した場合、CTA(コール・トゥー・アクション)として「SEOコンサルティングの資料ダウンロード」を置いているとしましょう。

「hタグとは?」と検索する人は、hタグのことを単に知りたい人です。SEOコンサルティングを直近導入したいというニーズがある人ではありません、

よって、SEOコンサルティングに関するコンバージョンを設置しても、なかなかコンバージョンしてはくれないでしょう。

このように、検索ユーザーと設置するコンバージョンポイントのオファーの温度感をしっかりとそろえておくようにしましょう。

実際の弊社の事例

弊社が実際にご支援した買取業者様はコンバージョンポイントの見直しを行う事で、来店予約フォームへの流入が4倍、コンバージョン数(来店予約数)が3倍に増加しました。

下記ポイントを意識すると、より効果的なコンバージョンポイントの設置につながるでしょう。

  • キーワードの検索意図を理解しているか
  • 検索意図に合わせたコンテンツとコンバージョンポイントを設定しているか
  • ユーザーのジャーニーを考慮したCVの段階付けができているか

【コンテンツ評価】ページ単体に関するチェックリスト

ここからはページ単体のコンテンツに関するチェックリストをご紹介します。

以下のチェックポイントを確認し、各ページの最適化を進めましょう。

1. titleタグにキーワードが含まれており、ページの内容を検索エンジンに伝えられているか

titleタグは、検索結果ページ(SERP)に表示されるタイトルを指しており、検索エンジンがページの内容を理解するための働きがあります。

特に、Titleタグに狙いたいキーワードとその関連語が含まれているかを確認しましょう。

  • キーワードをタイトルの先頭に近い位置に含めているか
  •  タイトルは60文字以内に収まっているか
  • 数字を活用してタイトルを作成できているか(例:20選など)

2. ページのhタグは適切に配置され、コンテンツの階層構造を明確に表現しているか

hタグ(見出しタグ)は、ページの構造を明確にし、ユーザーと検索エンジンの両方がコンテンツを理解しやすくする役割があります。

下記のポイントをチェックしていきましょう。

  • h1タグがページに1つだけ使用されているか
  • 読めば概要がわかるような粒度で見出しを付けているか
  • MECE(漏れなく重複なく)になっており、同じ内容を繰り返していないか

ほとんどのユーザーは、目次レベルで見出しに飛んでいき、そこから記事を読みます。つまり、見出しで本文の内容を明確に出来ていなければ、ユーザーの離脱を引き起こしてしまうのです。

 

実際の弊社の事例

弊社のツールをご活用いただいたクライアントが、タイトル及び見出しを修正したことで徐々に上位化できるようになり、セッション数対比で110~120%の効果が出ました。

3. 検索意図に基づいたコンテンツの作成ができているか

SEOチェックリスト_検索意図のに基づいたコンテンツの作成が非常に大事

SEOでは、ユーザーの検索意図を理解し、それに応えるコンテンツを提供することが重要です。

Googleも検索品質ガイドラインにて検索意図(Needs Mets)を5つの段階で評価しており、「大半のモバイルユーザーが「即座に」かつ「完全に」満足し、他の検索結果を見る必要がない状態」をFully Meetsという最高評価として目指すように示しています。

これほど重視されているにもかかわらず、検索意図に応えられないコンテンツは多々あります。よって下記のチェックポイントをもとにして検索意図を満たすコンテンツを作成しましょう。

  • 検索意図を的確に理解し、具体的に回答しているか
  • 検索結果が「最低限の手間」で「即座に」取得・利用できるか
  • 明確にニーズに応えており、他の結果を参照する必要がないか
弊社が実際に実施している施策

上位に表示されたページを入念に観察します。そして上位ページに共通して、強調されているコンテンツを「検索ユーザーが求めているコンテンツ」とみなして企画を進めます。

4. コンテンツのリライトを定期的に行い、品質を高めているか

リライトによるSEOのインパクトは非常に大きいです。SEOは新規記事の作成に目が行きがちですが、最終的に順位を押し上げるのはリライトです。

SEOは継続的な取り組みが重要です。特に、定期的なコンテンツの見直しと更新によってコンテンツの新鮮度はもちろん、変わりゆく検索意図に答え続けることができます。

下記のチェックポイントを見つつ対策を練っていきましょう。

  • 古い情報や統計データを最新のものに更新しているか
  •  新しい視点や事例を追加しているか
  •  検索意図を再確認し、自社のコンテンツとのズレがないか
弊社の事例

弊社が「SEO対策」で1位を獲得した際、競合サイトとの差分を徹底的に埋めつつ、オリジナリティある情報の追加を行いました
とくにユーザーの検索意図に沿うようなコンテンツを社内のアセット(セミナー資料・支援事例・営業資料)をもとにして自社ならではの情報発信を行いました。

5. リンク先のページが高品質で、関連性の高い情報を提供しているか

SEOでは被リンクの重要性は頻繁に語られますが、発リンク(自社サイトがリンクを貼ること)の重要性はあまり語られていません。

Googleは文章を執筆する際のリンク先のサイトの信頼性も評価しています。

政府サイトが発表している調査データを引用しつつ論を展開するのと、個人ブロガーの発信をもとに論を展開するのとでは、コンテンツの信頼性が全く違います。

これと同等のことをGoogleはアルゴリズムによって評価しているのです。どのサイトから情報を引用するかも考慮すべき重要なポイントです。

6. コンテンツを執筆した著者情報を明確にできているか

SEOでは執筆した著者情報を明確にすることが非常に重要です。著者情報を明確にすることで、Googleにコンテンツの信頼性と専門性を訴求することができます。

そのうえで下記をチェックしておくとよいでしょう。

  • 著者のプロフィールページがあるか
  • 著者の経歴や専門分野が明確に記載されているか
  • 著者の顔写真や連絡先情報が提供されているか

【被リンク評価】被リンク対策に関するチェックリスト

被リンク(バックリンク)は、他のWebサイトからあなたのサイトへのリンクのことを指します。

質の高い被リンクを獲得することは、SEOにおいて権威性を高める最も効果的で分かりやすい方法です。

以下のチェックポイントを確認し、効果的な被リンク戦略を立てましょう。

1.競合サイトの被リンク状況と自社との差分を把握できているか

競合が獲得している被リンク数と自社の被リンク数を明確に把握しておきましょう。

被リンクの獲得はSEO対策の中でも特に難しいと言われており、地道な営業活動が必要になることも多いです。

追いつきたい競合と自社の差分を明確にし、目標を設定することが重要です。

競合との被リンク差分を把握する際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 主要な競合サイトを把握しているか
  • 競合サイトの被リンク数と質を分析しているか
  • 自社サイトとの違いを明確に把握しているか

2. 事例取材やインタビューを受けた企業に対して、無理のない範囲で被リンク依頼ができているか

日々の企業活動の中で、無理なく社外と関わる機会が多々あるかと思います。特に、事例取材やインタビューを受けた企業には、無理のない範囲で被リンクの依頼をしてみましょう。

過去の取引やインタビューで取り上げられたなどの接点があれば、被リンクの打診も承諾されやすくなります。

実際の弊社の事例

弊社もSEOで1位を目指していた際、被リンク評価が低いことが大きな課題でした。
よって、過去利用したサービスの事例取材に積極的に応じることで、被リンクの機会を得てきました。
結果、被リンク評価47→62まで向上させることが出来、「SEO」で1位を獲得しています。

3. 被リンクされやすいコンテンツを配信できているか

理想的な被リンク獲得は、「コンテンツの質が高く、さまざまなサイトからリンクが貼られること」です。この理想を実現するためには、「検索上位化を目的とするだけでなく、被リンク獲得を目指したコンテンツを作成する」ことがポイントとなります。

  • 調査データなどを引用したくなるようなコンテンツを作成しているか
  • プレスリリースなどでコンテンツを広める仕組みを整えているか
  • 引用時の条件をプレスリリース内で明記しているか

被リンク対策は短期で結果が出るものではなく、長期的な取り組みが必要です。継続的に質の高いコンテンツを提供し、
適切な戦略を実行することで、強力な被リンク基盤を徐々に構築していくことができます。

【内部対策・外部対策・コンテンツ評価】ウィルゲート式のSEOナレッジで成果が出た施策と成功事例

ここで弊社の7,700社の取引実績・「SEO対策」で1位を獲得した弊社のナレッジを活用し、成果を出したクライアントをご紹介します。

アドバイザーナビ株式会社様

課題

アドバイザーナビ株式会社の「わたしのIFA」は、資産運用アドバイザーとユーザーを結ぶマッチングサービスとして2022年にローンチされました。サービス認知度を早急に高め、ユーザー数を増やすことが重要でしたが、新規サービスのため検索エンジンでの表示順位が低く、SEO対策の強化が急務となっていました。

実施した施策

  • ビッグワードの洗い出しとカテゴリ分類
    コンサルタントによるSEO対策として、網羅的なキーワード抽出とカテゴリ分類を実施
    優先度の高いキーワードに基づき、記事制作を迅速に進行し、約400本の記事を3ヶ月で公開
  • サイト全体の最適化
    記事のリライト、URL正規化、重複チェックなど、SEOの基礎施策を徹底
    専用ドメインからコーポレートサイトへの移管を行い、ドメインパワーを活かして検索順位を向上
  • 記事クオリティの強化
    タイトルや見出し文の改善を図り、SEO効果を最大化。金融に関する専門性を重視し、著者情報を明示することで信頼性を向上

成果

  • 検索結果の上位10位以内にランクインするキーワードが、当初の4語から約200語に拡大
  • サイト立ち上げから半年で、月間ユーザー数が約8万人に成長
  • サイトのトラフィック率やドメインランクも飛躍的に向上

ポイント

  • SEO対策のスピード感が成果を出す鍵となり、短期間で大量のコンテンツを制作
  • 専門性と信頼性の確保により、金融業界ならではの精度の高い記事作成を実現
  • コーポレートサイトへのドメイン移管を含む基礎施策が、検索順位の急上昇に寄与

 株式会社春うららかな書房様

課題

株式会社 春うららかな書房は、美容室向けのオウンドメディア「ハルトピ」を立ち上げましたが、コロナ禍において集客が大きな課題となっていました。また、既存の集客方法では限界があり、SEO対策を含むデジタルマーケティングの強化が必要でした

実施した施策

  • コンテンツマーケティング支援
    SEO対策を含むコンテンツマーケティングをプロモニスタの支援のもとで実施
    記事制作の際に「型」を作成し、社内チームでスムーズな記事作成を実現
    社内リソースのみでSEO対策の内製化を進め、外部のリソースに頼らない体制を確立
  • オウンドメディアの強化
    7ヶ月間で自然検索流入数を大幅に増加させることに成功
    新規顧客層の拡大とともに、問い合わせの質が改善

成果

  • SEO目標を500%超え、短期間で大きな集客効果を実現
  • 売上が2倍に増加し、業績が大きく向上
  • 顧客層の拡大により、さらに幅広いビジネスチャンスが生まれた
  • 問い合わせの質が向上し、より高いコンバージョン率を達成

ポイント

  • コンテンツ制作の型の確立が、効率的かつ質の高い記事制作を可能にした
  • SEO対策の内製化により、社内で持続可能なマーケティング戦略を実現
  • 成果が現れるまでの期間が短く、即効性のある施策が実施された
  • 営業活動の変化として、問い合わせの質の改善が直接的に売上増加に寄与

株式会社アバント

課題

株式会社アバントのウェディングフォトサービス『縁-enishi-鎌倉ウェディング』は、大手競合サイトの参入により検索流入が急激に落ち込み、さらにコロナ禍の影響で予約数が激減。SEOの強化が急務となっていましたが、効果的な対策が見出せず、業績回復の手段を模索していました

実施した施策

  • TACT SEOの導入
    ウィルゲートのSEO分析ツール「TACT SEO」を導入し、サイトの問題点を把握し、具体的な施策を進める体制を整備
    競合サイトとの比較を通じて、SEO対策の優先事項を明確化し、コンテンツ追加やキーワード修正を実施
  • キーワードの強化とコンテンツのリライト
    上位表示が狙えるキーワードをTACT SEOで特定し、各ページに数百文字程度のコンテンツを追加
    「東京前撮り」「鎌倉前撮り」「横浜前撮り」などの重要キーワードで上位表示を狙う施策を優先的に実行
  • スピーディーな対応
    提案された施策に迅速に対応し、少しずつ効果を積み重ねるアプローチを採用

成果

  • セッション数が2倍に増加し、問い合わせ数も2.5倍に向上
  • 「鎌倉前撮り」で1位、「東京前撮り」で4位、「横浜前撮り」で7位にランクイン
  • SEOによる流入が増加し、広告宣伝費の削減にも成功
  • 市場の変動や季節の影響にも対応できる強力なSEO基盤を構築

ポイント

  • TACT SEOの導入による効果的なSEO対策が、短期間で大幅な流入増加と問い合わせ増加を実現
  • 競合分析に基づく施策実施が、競争の激しい市場でも順位を回復し、売上回復に貢献
  • スピーディーな対応による小さな改善を積み重ねることで、短期間で大きな成果を得た

SEOチェックリストでご紹介した施策でよくある質問

SEO対策を行う中で、多くの方が同じような疑問や課題に直面します。ここでは、よくある質問とその解決策について解説します。

XMLサイトマップを提出しているのに、特定のページがインデックスされないのはなぜですか?

XMLサイトマップの提出は、クローラーにページの存在を知らせる重要な方法ですが、インデックス化を保証するものではありません。

考えられる原因:

  • コンテンツの質が低い、または重複している
  • robots.txtでクロールをブロックされている
  • noindexタグが設定されている
  • サイトの構造上、ページが深い階層にあり、クロールが回りきっていない

解決策:

  • Google Search Consoleで「インデックス登録のカバレッジ」レポートを確認し、具体的な問題を特定する
  • コンテンツの質を向上させ、ユニークで価値のある情報を提供する
  • 内部リンク構造を改善し、重要なページへのリンクを増やす
  • robots.txtとnoindexタグの設定を再確認する

コンテンツのリライトを定期的に行っているのに、SEO効果が薄いのはなぜですか?

コンテンツの更新は重要ですが、単なる言い換えや小さな変更では効果が限定的な場合があります。

考えられる原因:

  • 表面的な変更にとどまっている
  • ユーザーのニーズや検索意図に合っていない
  •  競合他社のコンテンツがより優れている
  • 技術的なSEO要素(内部対策)が最適化されていない

解決策:

  • 最新の情報、統計、事例を追加し、コンテンツの価値を実質的に高める
  • ユーザーの検索意図を深く理解し、それに合わせてコンテンツを構成する
  • 競合分析を行い、自社コンテンツの差別化ポイントを明確にする
  • タイトルタグ、メタディスクリプション、内部リンクなど、技術的なSEO要素も同時に最適化する

ターゲットキーワードを適切に選定したはずなのに、検索順位がなかなか上がらないのはなぜですか?

キーワード選定は重要ですが、それだけでは十分ではありません。

考えられる原因:

  •  競合が非常に強い
  •  コンテンツの質や量が競合に劣っている
  • サイトの権威性が低い
  • ユーザー体験(UX)が悪い

解決策:

  • より具体的なロングテールキーワードにフォーカスし、段階的に競争力を高める
  • 競合のコンテンツを分析し、より深い洞察や独自の視点を提供する
  • 高品質な被リンクを獲得し、サイトの権威性を向上させる
  • ページ速度、モバイル対応、ナビゲーションなど、UXを総合的に改善する

プレスリリースを出してもあまり被リンクが増えないのはなぜですか?

プレスリリースは有効な戦略ですが、競争が激しく、単に配信するだけでは効果が限られる場合があります。

考えられる原因:

  • ニュース性や話題性が不足している
  • プレスリリースの内容や構成が魅力的でない

解決策:

  • 業界トレンド、独自データ、著名人のコメントなど、ニュース価値を高める要素を盛り込む
  • 業界特化型のプレスリリース配信サービスを利用し、関連メディアにリーチする

SEOは複数の施策を組み合わせた取り組みであり、単一の要素に頼るだけでは十分ではありません。

測定・分析・改善のサイクルを常に回し、長期的な視点で戦略を立てることが求められます。

また、SEOの世界は日々変化しているため、最新のアルゴリズム更新や業界のベストプラクティスを常に意識し、戦略を柔軟に見直していくことも重要です。私たちウィルゲートは、皆様のSEOの成功を全力でサポートいたします。

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プロモ二スタ編集部
プロモ二スタ編集部
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