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UU数とは?アクセス増加に重要?セッション数・PV数との違いや計測方法を解説
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UU数とは、Webサイトに訪問したユーザー数を示す指標のことです。UU数が多いほど、サイトを閲覧した読者数も多いと言えます。

しかし、Google Analytics(アナリティクス)ではUU数に似た指標がいくつかあります。正確に把握していないと、会話の中で誤解が生じてしまったり、適切な目標設定ができなくなってしまったりします。

そこで、本記事ではUU数の定義や他の間違えやすい指標との違いを解説します。

「UU数がどのように測定されているのかわからない」

「UU数とセッション数、PV数とは何がどのように違うの?」

このようにお悩みの方に、UU数とはなにか詳しく解説します。

またUU数を増やす方法についても紹介します。記事を参考にサイト運営に役立ててください。

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UU(ユニークユーザー)数とは?

UU(ユニークユーザー)数とは、一定期間においてWebサイトを訪問した人数を指す指標のことです。

一定期間において、同じ人が同一デバイスで何度訪問しても、ユニークユーザー数は「1」とカウントされます。

下記の図を例にすると、Aさん・Bさん・Cさんという3人のユーザーがサイトを訪問しているので、UU数は3とカウントされます。(セッション数は8、PV数は13、ページ/セッション数は1.6)

UU数はブラウザ単位でCookieを付与して計測されます。そのため別のブラウザ、デバイスで訪問した場合は同じ人のアクセスでも、UU数は2としてカウントされます。

例えば同じ人が、あるサイトをGoogle ChromeとSafari両方で閲覧した場合や、スマホとPCなど別々のデバイスで閲覧した場合は、閲覧した人数は1人ですがUU数は2としてカウントされます。

UU数はユーザー数が正確にカウントされているわけではなく、あくまで概数であることに注意してください。

UU(ユニークユーザー)数と似ている指標

UU(ユニークユーザー)数はサイトの訪問者数を示す指標ですが、UU数と定義が似ていて、かつ間違えやすい指標が存在します。

UU数と混同しやすい主な指標は下記の通りです。

  • セッション数
  • PV(ページビュー)数
  • AU(アクティブユーザー)数

それぞれの違いを解説するので、UU数と誤認しないようにしましょう。

セッション数

セッションとは、ユーザーがWebサイトに訪問してから離脱するまでの一連の流れのことを指す指標です。

Webサイトにアクセスしてから離れるまでを「1」とカウントします。たとえ、セッション開始から終了まで何ページ閲覧しても、セッションは「1」となります。

ただし、セッションは必ずしも離脱時に切れるのではなく、下記の場合でもセッションが終了したとみなされます。

  • 30分程度の一定時間の操作がなかった場合
  • キャンペーンソースが変わった場合

上記の場合はたとえ離脱していなくてもセッションが終了し、次のセッションが開始されます。

例えば、期間中のUU数が1、セッション3の場合は同一人物が3セッション開始したことになります。

またUU数5、セッション5の場合は、全てのユーザーが再訪なく1セッションでサイトを閲覧したことになります。

セッション数とは?計測のルールや確認方法について解説

PV(ページビュー)数

PV(ページビュー)数とは、Webページの閲覧数のことを指す指標です。UU数に関係なく、100ページ閲覧された場合は100PVとしてカウントされます。

例えば期間中のUU数が1、PV数が10の場合は、一人のユーザーが10ページ閲覧してサイトを離脱したことになります。

また期間中のUU数が5、PV数が5の場合は5人全てのユーザーが1ページだけ閲覧して離脱したことがわかります。

PV数が多ければ多いほど、Webサイトのページを多く閲覧してもらえたことになるため、オウンドメディアを運営する際には欠かせない指標となります。

PV数とは?セッション数・UU数との違いや調べる方法を紹介

AU(アクティブユーザー)数

AU(アクティブユーザー)数とは、UU数と同じ意味を持つ指標のことです。

Google Analytics(アナリティクス)でも、同じ概念として使用されています。

しかし、スマートフォンアプリの場合では、AU数は「実際にアプリを利用しているユーザー数」を意味します。

Webサイトの場合とスマホアプリの場合とではAU数の定義が異なるので、言葉の使い方に注意してください。

アクセス数

アクセス数とは、広く流入数を指す指標の総評として用いられる用語です。このため正確な定義はなく、Google Analyticsでも”アクセス数”を調べられる項目はありません。

PV数よりもセッション数や訪問者数の意味合いに近いですが、ユニークユーザー(UU)数を表す場合もあります。

このため業務の中で”アクセス数”という単語を使用する場合は、メンバー間で定義を合わせる必要があります。

アクセス数の定義について認識に違いがあると誤解を生む原因となるため、PV数なのか、セッション数なのか、UU数なのか、事前に明確にしましょう。

UU(ユニークユーザー)数の計測方法

UU数の計測は、次の3つのデータを基に集計されることが多いです。

  • IPアドレス
    • スマホやPCなどネットワーク上の機器に割り当てられるインターネット上の住所にあたるもの。
  • ホスト名
    • ネットワークに接続されたコンピュータなどの機器を識別・指定しやすいように付けられる名称のこと。
  • Cookie(クッキー)
    • 閲覧したWebサイトの情報を一時的にパソコンやスマホに蓄積する仕組みのこと。Webサイトの再訪時などに情報を引き継ぐことができる。

Google Analytics(アナリティクス)では、上記のうちCookieをもとにユーザーを判別しています。

ただし、ユーザーはWebサイト訪問時にCookieの保持を拒否することもできます。この場合ユーザーの特定ができなくなるため、UU数の計測が難しくなります。

IPアドレスやホスト名でUUを計測する場合も同様のことが言えます。

また先述した通り、異なるデバイスでアクセスした場合や、別のWebブラウザからアクセスした場合は、同一人物であってもUU数は2とカウントされます。

このためUU数は、必ずしも”Webサイトにアクセスした人数”を示す正確な数値ではない点に注意してください。

UU(ユニークユーザー)数の調べ方

UU数はGoogle Analytics(アナリティクス)の「ユーザー」から調べることができます。

UU数の調べ方は下記の通りです。

  1. Google Analytics(アナリティクス)の「ユーザー」をクリックする
  2. 「概要」をクリックする
  3. 「ユーザー」をクリックする

UU(ユニークユーザー)数の調べ方

Google Analytics(アナリティクス)上ではユニークユーザー(UU)という表記ではなく、「ユーザー」と表記されます。
「UU」で探しても見つからないので注意してください。

右上の期間を変更することで、任意の期間を指定することができます。表示された折れ線グラフは、デフォルトの状態ではセッション数の推移を示しています。

UU数の推移を調べたい場合は、サマリーで「ユーザー」をクリックして切り替えることができます。

UU(ユニークユーザー)数推移の調べ方

UU(ユニークユーザー)数増加のポイント

UU(ユニークユーザー)数を増やすためには、一定期間内に何度もサイトを訪れてくれるリピートユーザーだけではなく、新規ユーザーの獲得も重要となります。

UU数を増やす方法には下記があります。

  • SEO対策を行い、検索順位を上げる
  • 広告で宣伝する
  • SNSを活用する

それぞれの方法について解説します。

SEO対策を行い、検索順位を上げる

Webサイトが検索結果の上位に表示されると、ユーザーの目に触れる機会が増えて、UU数も増加します。

Googleの検索エンジンの1位表示サイトのクリック率は平均13.4%なのに対し、10位表示サイトの場合は平均1.32%まで下がってしまいます。

参考:2021年のCTR調査研究

単純計算で1位掲載と10位掲載のサイトではUU数も10倍異なることになるため、SEO対策によって検索順位を上げることがUU増加に大きく役立ちます。

上位表示のためには、Googleの検索エンジンに評価される高品質なコンテンツを作成することが前提となります。

ユーザーのためになるコンテンツとは何か考え、定期的に投稿し続けるように心がけてください。

▼SEOについて詳しく知りたい方はこちら

【2022年最新】SEOとは?基礎知識から上位表示のための対策方法まで解説
コンテンツSEOとは?上位表示に有効な手法や成功事例を解説

広告で宣伝する

Web広告を出稿し、サイトを宣伝することでUU数を増やすことができます。

主なWeb広告には下記の手法があります。

  • リスティング広告
  • アフィリエイト広告
  • ディスプレイ広告
  • リターゲティング広告など

SEO対策の場合は時間と手間がかかりますが、広告宣伝の場合はより短期的に新規ユーザーを獲得しやすくなります。

ただし、広告出稿には出稿費用がかかるため、流入したユーザーで収益化できないと広告宣伝が継続しにくくなります。

また広告文やバナーなどのクリエイティブ画像でユーザーの興味を引くことができないと効果が見込めません。

広告出稿する際は細かなABテストを繰り返して計測指標をモニタリングし、より効果的な広告出稿方法を模索し続けましょう。

SNSを活用する

TwitterやFacebookなどのSNSを使ってサイトを拡散すると、多くのユーザーに記事が拡散され、結果的にUU数を増やすことができます。

記事のジャンルや読者想定などによって、相性の良いSNSが異なります。

  • Twitter
    • 20代が多く、テキストを中心とした投稿が多い。
  • Facebook
    • 10代の利用は少なく、40代の利用者が中心。広告出稿をする際の細かなターゲティングが可能。
  • Instagram
    • 20〜40代が多く、30代以下の女性利用が多い。写真を中心とした投稿が多い。キャプションにハイパーリンクを掲載できないため、記事の拡散手段がストーリーズ機能に限定される。

様々なSNSと記事の種類で投稿してみて、自社サイトに合った拡散方法を試してみるようにしましょう。

まとめ

本記事ではUU数について解説しました。

UU数とは一定期間にWebサイトを訪れた訪問者数を指す指標です。
UU数を増やすには、SEO対策を強化したり、SNSやWeb広告などで拡散したり、既存だけではなく新規ユーザーの目に触れる機会を増やすことが重要です。

しかしながら、UU数を急激に増やすことは難しいため、ユーザーにとって役に立つコンテンツを投稿し続けることが必要です。

本記事を参考にUU数増加に役立ててください。

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プロモニスタ編集部
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